_夏目side ページ7
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夏目side
事務まで案内した。
『じゃあまた見かけたら声掛けてくれ』
「…ありがと…」
不安そうに瞳が揺らいだ
きっと俺と同じなのかな。
なんて聞けないけど。
忘れられなかった。
死を切望するような顔も、
影に飲み込まれそうになった時の表現
弱々しく笑う顔も。
脳裏に焼き付いて
同情…共感…なのかもしれないけど
ぼーっと窓の外を眺めていれば
先生『新しくきた転入生だ。
仲良くしてやれ』
『Aです。よろしくお願いします』
今日あった子だった
目が合い、
笑えば頷く
西村がそれに目敏く気づき声を荒らげる
西『はぁ！？夏目、
もうあんな美人と仲良くなったわけ！？』
夏『そんなんじゃないよ。』
注目されるのは好きじゃない……
なんて思いながら
西『クッソ!俺めちゃくちゃタイプ！
なんか洗練されてるよな〜都会的ってか』
西村の発言にはかなり同意した
頬を赤めながら言う西村に少し
笑ってしまう
先生『おーい西村静かにしろ。興奮するな』
そう言われクラスは
温かい笑いに包まれる
休み時間になれば、
みんなが寄って質問していた
大変そうだな
なんて思えば
昔の自分の光景が重なる
愛想笑いを浮かべ
質問に答えていく。
自分と重ねしまうようで。
体が動いた
夏『あ、悪い。先生に校内案内するように
言われてるから借りてもいいか？』
そう目を合わせれば
安心した表情で頷くA
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うた(プロフ) - とっても面白いお話なので是非続編を見たいです。楽しみにしています！ (5月16日 11時) (
レス) @page50 id: 2ac3cdb85f (このIDを非表示/違反報告)
はなみ - 続編、見たいです。楽しみにしてます (2023年5月4日 4時) (レス) @page50 id: 76125fe83b (このIDを非表示/違反報告)
ひよこちゃん(プロフ) - 続編みたいです (2023年4月1日 7時) (レス) @page50 id: 5c83432dc4 (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - もしよろしければ弐のパスワード教えてい頂きたいです！ (2022年8月4日 2時) (レス) id: 82ccafc1e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：脳内麻薬
| 作成日時：2022年6月3日 13時
