云うなれば… 〈夏目友人帳〉

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先程の
話をすれば


怒ることも無く、興味無さそうに
にゃんこ先生を撫で回しながら

聞いているA







夏『的場さんに会ってみるか？』



「あ、うん……いいね
的場さんてどんな人」



名『狡猾で、何を考えてるか分からないかな』



夏『……リスクもあるんだ』


名『……もし良ければ、
うちを使って貰っても構わないよ』


「……や、名取さんって俳優なら
やばいんじゃないんです？私がいたら」



夏『……週刊誌ものだ……』



うーんと2人は首を捻る



先『まぁ、会えばいい。
あの小僧1人くらい私がなんとかしてやろう』




「……にゃんこ先生って強いの？」



純粋な質問に

先『この戯け！この高貴でプリチーな私を
なんだと思っているんだ！』



「……ふふ、でもザルって聞いてたから」



喧嘩を始める二人を見て笑ってしまう



夏『ぷっ……』


夏目が笑ったことにも怒り
頭突きをする先生



名『……やれやれ、少し待っててくれ
手紙をかこう』



紙人形に、要件をかき飛ばす名取さん



「すごい……私もしてみたい！」



名『……君に出来るかわかんないけど、
やってみるかい？』



キラキラとした瞳で
名取さんを見つめるA


良かった……興味を示せて……


心底安心する表情を浮かべる夏目







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