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入院着をぬがし、
背中を見れば


刺青のようなものが見える





初めて見る陣だ。



名『これは…見たことがあるな』



ニャンコ先生に任せ


名取さんが陣を描き、

封印の手順も完成させた。





病院のガラスが一斉に割れていく



ニャンコ先生が窓全てを破り
妖を追い詰め


なんとか

封印をした。





名取さんは俺達2人を庇って
頬と肩に傷を負った。







顔にかかっていたモヤは取れ

目を覚ますA




夏『…良かった…』




「……夏目…くん?」




名『…良かったね夏目』



夏『名取さんありがとうございます…』


名『そんな事より夏目…服を』


そっとパーカーを渡す名取さん



Aを見れば、
入院着をぬがしたままだった…




夏『…わ!ご、ごめん!!』


Aの入院着を取っていたことを忘れていた。

触れていたところは柔らかくて
大人の女性の体……

一気に顔に熱が篭もる





「…平気だよ」



気にしたような素振りも見せずに



パーカーを羽織る


目を見れずに俯いきながら
質問をする



夏『背中…の…その』



「…背中?あぁ…これね
小さな時からあるの」



名『…背中にあるからなんとか
食われず済んだよ』




「…食われる??」


覚えていないかのように、
首を傾げる




夏『今朝の奴が、取り込もうとしていたんだ』




説明すれば、



「あぁ…夢を見ていたの
真っ暗の中…
私を無数の手が連れていこうとするの

でも行きたくても行けなくて…」




先『血界のおかげだろう。背中のものは
妖力を持ったものにしか、
見えないようになってる』


ゴシゴシと毛繕いをしながら説明する
ニャンコ先生









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うた(プロフ) - とっても面白いお話なので是非続編を見たいです。楽しみにしています! (5月16日 11時) (レス) @page50 id: 2ac3cdb85f (このIDを非表示/違反報告)
はなみ - 続編、見たいです。楽しみにしてます (2023年5月4日 4時) (レス) @page50 id: 76125fe83b (このIDを非表示/違反報告)
ひよこちゃん(プロフ) - 続編みたいです (2023年4月1日 7時) (レス) @page50 id: 5c83432dc4 (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - もしよろしければ弐のパスワード教えてい頂きたいです! (2022年8月4日 2時) (レス) id: 82ccafc1e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:脳内麻薬 | 作成日時:2022年6月3日 13時

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