#彼氏と○○なう (ページ8)

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#彼氏が嫉妬なう(ゆずる) ページ8

｢あきちゃんかわいいーーー！！｣
今日は彼氏が私の家に遊びに来ている。
ところがたまたまつけたテレビに、私が推してるアイドルの女の子が出ててついついはしゃいでしまった。

｢ゆずくんごめん！！ついあきちゃん出てたから、スイッチ入ってた(笑)｣
なんとか我に返った私は、慌てて謝る。
｢俺は別にええねんけど……。なんか楽しそうやなぁ｣
あれ？不機嫌？？
｢ゆずくん？ごめん！！｣
また謝る。とにかく謝る。

その時だった。
いきなり抱きしめられた。
｢ゆずくん……？｣
ぎゅーっと、でもどこか優しく抱きしめてくれてる。
｢アカン。(人1)がアイドルが好きやって知ってるのに、嫉妬してまう……｣
顔が真っ赤になってた。
｢私が好きなのはゆずくんだけだよ。好きだよ｣
耳元で囁いてみた。

｢目、瞑ってくれへん……？｣
言われた通り目を瞑ると、チュッとリップ音が響いた。
｢あんまりかわいいこと言わんといて？大切にしたいのに、余裕なくなる……｣
大人だと思ってた彼氏。
｢嫉妬するんだね(笑)｣
からかってみるとまたキスを落とされた。
｢オオカミになってまうよ……｣
その声は色っぽかった。