#彼氏と○○なう (ページ4)

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#彼氏とオタ活なうその２(川西) ページ4

あたしの彼氏は忙しくて最近はなかなか会えてない。
そんなある日、
｢明日久しぶりにオフやねん。行きたい所ある？｣
電話で聞かれたかのとほぼ同じタイミングで、
｢アニメのイベント！！！限定ショップが明日までなの！！！｣
しまった。やっちゃった。
｢ええよ。行こか｣
とりあえず一安心。

ある意味決戦の日。
はしゃいで転びそうになったあたしを、
｢いくら好きなアニメのイベントやからって、はしゃいで転んだら元も子もないで？(笑)こうすれば転ばへんやろ？｣
手を繋いで来たから、ドキドキが止まらない。

限定ショップでまたはしゃぐあたし。
欲しかったキーホルダーを見つけて思わず、
｢わーー！！かわいい！！｣
さっきからオタクオタクしすぎてるあたし。
｢ええやん！！お揃いで買わへん？｣
けんちゃん正気？でも嬉しすぎて、
｢うん！！！！｣
即答だった。

限定ショップの近くの公園を歩いていたとき、ふいに
｢あんなにイキイキしてる(人1)はじめて見たわ。なんか、妬いてもうた｣
アニメにヤキモチ？
｢妬いてるの？｣
ニヤニヤしながら聞いた途端、いきなり腕を掴まれてすっぽり抱きしめられたかと思うと、唇を塞がれた。
｢(人1)。あんなかわいい笑顔、なんで見せてくれへんの？アニメが好きやったってええ。好きなものは素直に好きって言ってくれへん？｣
耳まで真っ赤だった。

どちらからともなく手を繋ぎ出した。