第18話 ページ19
焔依side
その後、疲れを感じながらも体力テストの全種目が終了した。
焔「ふぅ……疲れた」
なにか冷たいもの……と思っていると、勝己から飲料水が渡された。
爆「ほらよ」
焔「ん、サンキュ」
麗(あれ?あの飲料水って確かあの人飲んでたような…)
相「んじゃあパパッと結果発表。
トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ。
口頭で説明するのは時間の無駄なので、一括解説する」
私の結果は3位。あ、勝己4位だ。よっしゃ勝てたぜ。
相「ちなみに除籍は嘘な。君らの個性を最大限引き出す合理的虚偽」
そう言うと、ほとんどの人がオーバーリアクションw
八「あんなの嘘に決まってるじゃない
ちょっと考えればわかりますわ」
(((気づかなかった…)))
ま 普通は気づかないわな🙄
ていうか私には本気で除籍しようとしてるように見えたんだけど…。
出久のボールのやつで考え変えたか?
瀬「ちょっと冷っとしたな」
切「俺はいつでも受けて立つぜ」
爆「……」
勝己めっちゃ残念そうな顔しとるw
あ、私?…どっちでもいいんじゃない?
まぁ、いてくれた方が面白くなりそうだけど。
相「これにて終わりだ。教室にカリキュラムなどの書類があるから、戻ったら目通しとけ」
出久から安堵のため息が聴こえた。
相「緑谷、保健室で婆さんに治してもらえ。明日からもっと過酷な試験の目白押しだ、覚悟しとけ」
出久になにか渡すと先生は去っていった。
にしても、明日からもっと過酷かぁ…
手応えのあるやつだといいなぁ。
……いけないいけない、興奮しすぎて暴れないようにしないと。
.
7人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:幽々華 | 作成日時:2019年11月30日 2時