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第15話 ページ16

焔依side



相「まず自分の最大限を知る」



と、そうしてるうちにまた先生のセリフ。



相「それがヒーローの素性を形成する合理的手段」



見せられた記録は2つとも705.2


中学の時より遥かに伸びてるけど


まさかまた同じ記録になるなんてねぇ。



上「705mってマジかよ…」


芦「なにこれ、面白そう!」


瀬「個性思いっきり使えんだ、さすがヒーロー科!」



おーいそこのピンクの子、安易に面白そうなんて口出ししない方が…。



相「面白そう…か


ヒーローになるための3年間、そんな腹積もりで過ごす気でいるのかい?

よし、8種目トータル成績最下位のものは見込みなしと判断し、除籍処分としよう」



!…わ〜お、気合い入るねぇ



相「生徒の移管は俺たちの自由


ようこそ、これが雄英高校ヒーロー科だ」


麗「最下位除籍って…入学初日ですよ!

いや、初日じゃなくても理不尽すぎる!」



相「…自然災害、大事故、そして身勝手なヴィラン達、いつどこから来るか分からない厄災。日本は理不尽にまみれている。

そういうピンチを覆していくのがヒーロー。放課後マックで談笑したかったのならお生憎

これから3年間雄英は全力で君たちに苦難を与え続ける。


さらに向こうへ、Plus ultraさ


全力で乗り越えてこい」



……雄英は、私の力を最大限発揮出来るかもしれない。


……ああ、なんだか



相「さて、デモンストレーションは終わり。こっからが本番だ」




燃えてきた。




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作者名:幽々華 | 作成日時:2019年11月30日 2時

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