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「はぁあああッ!!!」
キリトの右手が黄色く光った。
『(あれは体術技の≪エンブレイサー≫!!)』
ずぶりとクラディールの胸を突いたそれはクラディールの残りのHPを削り切ったようで、彼の身体はがくっと力を失くし、キリトに凭れかかるようになった。
「この…人殺し野郎が…」
そう言ってクラディールの身体はポリゴンの欠片となって四散した。
キリトがふらっとよろめきながら座り込んだのを見計らってAはキリトに近付いた。
『キリト…。よか…よかった…無事で…ッく』
涙を流しながら言うAにキリトは振り返って目を見開いた。
『し、心配したんだから…!バカ…ッ』
とめどなく溢れる涙にキリトはAの腕を掴んだかと思えばいきなりキスをしてきた。
これは立派なハラスメント行為で、今Aの前にはハラスメント防止コードを発動するためのYES/NOボタンが出ていることだろう。
だが、Aはそれを押すことなく、キリトからの口づけを受け入れた。
しばらくそうしていると、ゆっくりとキリトは離れ、そしてAの胸元に頭を置いた。
「俺の命は君のものだ、A。だから、君のために使う。最後の一瞬まで一緒にいよう。」
『わた…私も君を守るよ。最後の最後まで。』
「君は何があろうと帰してみせる、あの世界に…。A。今日は…今夜は一緒にいたい…。」
『…!うん。』
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うんピー(プロフ) - うわっ！懐かしい！！更新頑張ってください！よくぞ帰ってきた！ (2019年3月27日 2時) (
レス) id: ee3d0bab79 (このIDを非表示/違反報告)
エリ - 第三幕、来ましたね！ この先のキリトと夢主の関係が楽しみです！！！ (2018年10月10日 15時) (レス) id: 5fdd381c1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒豆 | 作成日時：2018年10月4日 18時
