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「これってやっぱり…。」
「多分そうじゃね…?」
『いかにもって感じだしね…』
「ボスの部屋だ…。」
4人は扉の目の前で立ちすくんだ。
「どうする…？」
アスナはぎゅっとトウリの装備の袖を引っ張った。
『どうする…?覗くだけ覗いてみる?』
「ボスモンスターはその守護する部屋からは絶対に出ない。ドアを開けるだけなら大丈夫だ。」
「そ、そうだよね…。」
「一応転移結晶を用意しておいてくれ。」
「「『うん。』」」
キリトの言葉に私たちは転移結晶をポーチから取り出した。
「いいな、開けるぞ」
私たち4人でゆっくり扉を押すと、ゴゴゴ…と音を立てながら開いた。
ゆっくりと中に入ると、中は真っ暗だったが、数秒もすれば青い炎が灯をともしていき、部屋の中が明らかになると同時に、その部屋を守護するモンスターの姿が現れた。
≪ザ・グリームアイズ≫
見上げるようなその体躯は、全身縄のごとく盛り上がった筋肉に包まれている。
肌は周辺の炎に負けぬ深い青、分厚い胸板の上に乗った頭は、人間ではなく山羊のそれだった。
頭の両側からは、ねじれた太い角が後方にそそり立つ。
眼は、これも青白く燃えているかのような輝きを放っているが、その視線は明らかにこちらにひたととらえているのが分かる。
下半身は濃紺の長い毛に包まれ、炎に隠れてよく見えないがそれも人ではなく動物のもののようだ。
簡単に言えばいわゆる悪魔の姿そのものであった。
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黒豆(プロフ) - エリさん» 感想ありがとうございます！そのうちまとめて更新する予定ですのでお楽しみにしていただけると嬉しいしいです！ (2018年10月4日 16時) (
レス) id: c3be9b22d2 (このIDを非表示/違反報告)
エリ - 面白いです！！ いよいよアリシゼーション始まりますね！！更新頑張ってください♪ (2018年10月4日 16時) (レス) id: 5fdd381c1c (このIDを非表示/違反報告)
黒豆(プロフ) - うんピーさん» 指摘してくださり、ありがとうございます！何せ初心者なもので…至らない点があるかと思いますし、不快な気分にさせてしまってすみませんでした…。 (2018年9月16日 20時) (レス) id: c3be9b22d2 (このIDを非表示/違反報告)
うんピー(プロフ) - 誰も指摘してなかったんで、言いますね。オリフラ外れてませんよ〜？こう言うのがついてるだけで低評価を押されかねないので早めに外すことを推奨します！ (2018年9月16日 18時) (レス) id: ee3d0bab79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒豆 | 作成日時：2018年9月9日 13時
