三橋貴志の彼女になって隣に立ってます。【 今日から俺は！！ 】

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* ( 三橋 ) side








『 な、なにしてっ、！！ 』



顔を真っ赤にさせて上目遣いで俺を見てくるA。


...うん、可愛い。




「 ...一回しか言わねぇからよく聞け 」



『 は、はい。 』



だけどお前は物凄くめんどくせぇ女だ。




「 お前はすげぇ嫉妬するし、すぐ泣くし、すぐ怒るし。

オマケに力は馬鹿みたいに強ぇし。


友達のためなら自分の体怪我しても全然いいような馬鹿な女だし、俺が心配してるのもそっちのけで喧嘩するし。



性格なんて全然可愛くねぇし、うるせぇし。




...だけどよ、 」





そうやって黙って俺の話聞いてくれるとことか、


俺が悩んでる時は黙って隣にいてくれるとことか、


怪我したら馬鹿みたいに叱ってくれるとことか、




めんどくせぇけど大切でよ。





笑った顔は世界一可愛いし


声だってどんなに耳元で叫ばれても、いやそれはうるせぇけど、でもずっと聞きたいって思うし




腕も足も長くてスタイルめっちゃいいし、まさに俺の理想の身体ってやつで。






「 ...つーまーり！！ 」





俺はお前に







「 お前が思う以上に佐野Aに惚れてるってことだよ... 」



『 ...なんて？聞こえんかった。 』





あーくっそ！！！！！






「 お前にすっげぇ惚れてんの！！！


２回も言わせんなクソが！！ 」









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