三橋貴志の彼女になって隣に立ってます。【 今日から俺は！！ 】

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* ( 三橋 ) side








「 おいあれ女の子じゃないか、、！？ 」



「 ほんとだ、なんで殴られてるんだ？ 」





海の家の方に行くと、何だか野次馬がいっぱいいた。


殴られてる？なんで助けねェんだ。




ってンなことより俺はAを探してるんだった、、






また歩きだそうとすると、肩を叩かれて


Aか！？って思って振り向いたけど全然違うオッサンだった。






「 お、おい、君。





君と一緒に来てた女の子が殴られてるぞ。 」





...君と一緒に来てた女の子が殴られてる？



言わずもがなそれがAだってのは分かる。





だけどどうしてお前ら見てるだけなんだよ。








「 ...見てたのに、助けなかったんか 」





殴られてる、という上に誰も助けようとしない。



有り得ねぇ。





彼女一人で歩かせる俺も有り得ねぇけど、お前らも有り得ねぇよ。






「 どけテメェら！！！！！ 」







生まれて初めてだしたってくらいデカい声で叫ぶと、一瞬でどいた野次馬たち。



横たわっているAの姿を見つけて駆け寄ると、微かに開いていた目。





俺の腕の中で小さく息をするAに涙がこぼれそうになった。









...さてと。







「 俺の女こんだけ傷つけたんだ。




そら勿論、覚悟の上でやってたんだよな？ 」









*

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