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さっき私に付けた赤い痕について話しながら私の頬を撫でる忠義は、本当に猫や犬を撫でている人の顔つきだった。
A「…私、ペットじゃないんですけど」
思わず私が彼の手を払って主張する。
大「それは俺の決める事。今、お前に逆らう権利ないの、わかってる？」
A「わかってますけどそれとこれは別です！ペットって、動物って事でしょ？」
大「そういう事やないやん。俺に飼われてるからペットって事やん」
A「飼われてる？私が？それは人権問題ですよ！」
大「あぁもう！」
押し問答になり、忠義がいきなり大声を上げたかと思ったら、ぐいっと身体を引っ張られ、また唇を唇で塞がれた。
そして暫くそのまま。
次第に呼吸が苦しくなって忠義の胸を叩いても、一向に止めてくれる気配はない。
あまりに苦しくて、私が抵抗するのも辛くなった頃、ようやく忠義は私から離れた。
肩で荒く呼吸をする私を、顔色一つ変えず忠義は見下ろしている。
大「お前は黙って俺に従ってろや」
怖い…。
忠義の無感情な目線に鳥肌が立つ。
私が何も返せないでいると、今度は打って変わってにっこり笑い立ち上がった。
大「もう寝んで。俺、明日仕事めっちゃ早いねん」
その豹変振りに動揺して、私がリビングを去ろうとする忠義の背中をただただ見送る。
すると忠義が立ち止まって、ちょいちょいと手招きをしてきた。
大「おいで」
A「いや、私、ソファとかで大丈……」
言いかけて、やめた。
次という次は、何をされるかわからない。
A「…はい」
私は忠義を急いで追い掛けた。
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まいやん(プロフ) - 更新毎回楽しみしてますっ(^^) (2014年1月17日 18時) (
レス) id: 19396eebd4 (このIDを非表示/違反報告)
kurosora。(プロフ) - 泥棒子猫ちゃん、ついに脱走しちゃったか…(笑)このあと一体何処へ行くのか楽しみです！更新頑張ってください！ (2014年1月17日 10時) (レス) id: 893e585caf (このIDを非表示/違反報告)
Asuchan(プロフ) - 出て行ったー！笑まさかまさか、錦戸くん所に行っちゃうとか笑！←←ほんと面白いです！更新楽しみです (2014年1月17日 0時) (レス) id: 871a8bcd0b (このIDを非表示/違反報告)
yo-you - たちょ∞さん» ありがとうございます(^^)遂に移行です。そちらでも宜しくお願いします！ (2014年1月17日 0時) (レス) id: b7d759145f (このIDを非表示/違反報告)
たちょ∞ - 最新みました！この続きが、めっちゃきになります( *´艸｀)頑張って下さい！ (2014年1月16日 22時) (レス) id: fb89133d38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yo-You | 作成日時：2013年12月28日 3時
