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*忠義side*
初めてやからかはたまた体力がないだけなんか、あっという間にバテてもうたA。
まだまだ元気な俺の息子を持て余しつつ隣のAを見やると、Aは俺に背を向けぐったりと横たわってた。
大「A？もう疲れたん？」
上手いこと誘おうとAの首に手を回し、背後から静かに抱きつく。
お互いの汗ばんだ身体の表面がゆっくり密着していって、その感覚がおかしいくらいに気持ち良い。
それでもAはあくまで無反応を貫いてた。
大「…なぁ、今、もし俺がお前に、もう自由に好きな所行ってええよって言ったら、何処行く？」
ここに残る。
なんてそんな事、絶対言ってくれる訳ないとはわかっててんけど、試しに聞いてみた。
A「家に帰る」
……即答。
大「帰る？」
A「帰る！自分の家が一番落ち着くもん…」
さすがに、ちょっとヘコむわ…。
やって、こんなとこに居っても全っ然落ち着かへんみたいに言われてるわけやろ？
俺がこんなに愛してあげてるのに、それすら伝わってないんや。
…何やねん、それ。
大「…じゃあ、俺がちょっとでも隙を見せようもんならすぐさま脱走しようと目論んでるんや」
A「それは、違うけど…」
違うって何やねん。
要はそういう事やろ。
…でも、そうはさせへんからな。
世の中には亮ちゃんみたいなウサギ面した狼が潜んでるんやから。
お前のような子猫をそんなとこに放すわけにはいかないねんて。
大「…絶対、お前をここから逃がさへんからな」
俺はわざと吐息混じりにそう囁いて、より一層強くAを抱き締めた。
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まいやん(プロフ) - 更新毎回楽しみしてますっ(^^) (2014年1月17日 18時) (
レス) id: 19396eebd4 (このIDを非表示/違反報告)
kurosora。(プロフ) - 泥棒子猫ちゃん、ついに脱走しちゃったか…(笑)このあと一体何処へ行くのか楽しみです！更新頑張ってください！ (2014年1月17日 10時) (レス) id: 893e585caf (このIDを非表示/違反報告)
Asuchan(プロフ) - 出て行ったー！笑まさかまさか、錦戸くん所に行っちゃうとか笑！←←ほんと面白いです！更新楽しみです (2014年1月17日 0時) (レス) id: 871a8bcd0b (このIDを非表示/違反報告)
yo-you - たちょ∞さん» ありがとうございます(^^)遂に移行です。そちらでも宜しくお願いします！ (2014年1月17日 0時) (レス) id: b7d759145f (このIDを非表示/違反報告)
たちょ∞ - 最新みました！この続きが、めっちゃきになります( *´艸｀)頑張って下さい！ (2014年1月16日 22時) (レス) id: fb89133d38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yo-You | 作成日時：2013年12月28日 3時
