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A「…っちょ…!」
いきなりシャツを脱がされ、私は慌てて両手で身体を隠そうとした。
でも忠義がその手を払って、じっと私の身体を眺めてくる。
人生で最も恥ずかしく感じた瞬間だったけど、今は忠義が怖くて何も抵抗出来なかった。
大「……、綺麗やで、A」
忠義の舌が私の首筋を厭らしく這う。
ちょっと痛みが走ったと思ったら、この前みたいな“ペットのマーク”を入れられていた。
大「…んふ。お前のその怖がってる表情が、またそそんねん」
薄暗い中で忠義が微かに笑い、慣れた手付きで私のブラのホックを外した。
そのまま、今度は優しくベッドに押し倒される。
大「いっぱい啼いてええからな?…と言うより、啼けや?」
暗闇で私の身体を弄ぶ忠義は正に獣のようで、見てはいけない裏の性を見てしまった気がした。
でもそんな私も私で、忠義にされる全ての事を快感に感じてしまう。
忠義は、初めてやからよく感じるんやねって笑ってたけど、私にはまだよくわからない。
私も忠義も狂っているようにしか思えなかった。
大「…そろそろ、入れるで?」
だから、不意に忠義がそう言っても、私は何も考えずに頷いていた。
大「…痛かったら痛いってちゃんと言うてな?」
A「うん…」
いざ事が始まってしまえば、こんなにも簡単に身体を赦してしまうものなんだ。
からっぽになりつつある頭の端っこで、一瞬思った。
でも忠義じゃなかったら、私はこんな事、拒絶
していたかもしれない、とも思う。
A「…っつ……!」
大「…っ…すぐ、気持ち良くしたるから……、なっ!」
こうして私の“初めて”は、半ば強制的に彼によって儚く散っていった。
だけど、2人の夜がまだまだ続くとは、この時は思いもよらなかった──。
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まいやん(プロフ) - 更新毎回楽しみしてますっ(^^) (2014年1月17日 18時) (レス) id: 19396eebd4 (このIDを非表示/違反報告)
kurosora。(プロフ) - 泥棒子猫ちゃん、ついに脱走しちゃったか…(笑)このあと一体何処へ行くのか楽しみです!更新頑張ってください! (2014年1月17日 10時) (レス) id: 893e585caf (このIDを非表示/違反報告)
Asuchan(プロフ) - 出て行ったー!笑まさかまさか、錦戸くん所に行っちゃうとか笑!←←ほんと面白いです!更新楽しみです (2014年1月17日 0時) (レス) id: 871a8bcd0b (このIDを非表示/違反報告)
yo-you - たちょ∞さん» ありがとうございます(^^)遂に移行です。そちらでも宜しくお願いします! (2014年1月17日 0時) (レス) id: b7d759145f (このIDを非表示/違反報告)
たちょ∞ - 最新みました!この続きが、めっちゃきになります( *´艸`)頑張って下さい! (2014年1月16日 22時) (レス) id: fb89133d38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Yo-You | 作成日時:2013年12月28日 3時