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隣から缶コーヒーをプシュっと開ける音だけが響いて沈黙が流れる。
気まずい...
ツ「...元気にしてたん?」
A「毎年恒例の年明け早々体調崩してた笑」
ツ「今年も?ホンマ変わらんな笑」
また流れる沈黙。
早く帰りたい...
岩「Aちゃーーーーん!」
廊下の向こうから可愛い子が両手を広げて走ってきた。
A「いわち!」
近付くなり抱き着いてきて、
岩「久しぶりだね!会いたかったよ」
本当女子だなおい。
A「元気してた?」
岩「うん!Aちゃんも元気そうだね」
笑顔がまた眩しいんですよ、この子は。
しかしちらっと私の隣の人を見るなり鬼でも見たような形相に変わる。
やっぱり第一印象は怖く見られるのね。笑
A「あ、この方はレコード会社のA&Rさんね」
ツ「どうも、はじめまして」
岩「はじめまして...」
と言いつつ全然目を合わせようとしない。
A「いわち、大丈夫だよ。この人全然怖くないからね笑」
そして歩いて帰ってきたキンプリ御一行様が戻ってこられた。
会議室のような楽屋で、キングとプリンスが向かい合って座り、私とツトムはお誕生日席に2人並んで座る。
永「Aさん、お待たせしました!僕らなんとなく予想はついてます!笑」
A「3月からよろしくね」
席から立ってぺこりと礼をする。
平「え?!どういうことですか?!」
岸「何をよろしくするんすか?!」
廉の言う「僕ら」の中に紫耀と岸くんは入ってないの?笑
海「紫耀と岸くん本気で言ってる?笑 この流れでわかるでしょ?!」
年下の海人の方がしっかりしてる笑。
A「3月からKing & Princeのチーフマネージャーやらせてもらいます青山Aです笑」
平「え!マジっすか?!」
岸「Aさんが俺らのマネージャー?!」
驚いた顔を見る限り、どうやらこの2人は本気でわかってなかったようだ。
A「あと2人つくみたいなんだけどまだ誰がつくか決まってないから、またわかったら言うね」
神「Aさんが居てくれたら他は誰でも大丈夫でしょ!」
海「あれ?Aさんのお隣の人はマネージャーさんじゃないんですか?」
一斉にツトムに向けられる視線。
ツ「○○ミュージック、A&Rの香川ツトムです。よろしくお願いします」
そう言ってツトムも立ち上がり、礼をする。
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作者名:sakura | 作成日時:2018年2月15日 22時