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放課後、合コンに行くことになった私たちは
いつも一緒に帰っているにっしーと
日高カップルに千晃が、
伊「ごめん!!あたし達3人今日は帰れない!」
西「え、なんで?」
日「なんかあんの?」
なぜか光啓は私に向かって聞いてくる。
「…ご、合コンだよ!!
私もいい加減彼氏作らないとね!」
深雪「そうなの!?
3人ならすぐ彼氏できちゃうよっ」
光啓の腕に自分の腕を絡ませながら
にこにこ笑う深雪ちゃん。
宇「…A、千晃、行こ。」
「あ、うん!
じゃあまた明日ね〜」
そう言って実彩子と千晃を追いかけようとした
んだけど、
「に、にっしー?」
にっしーに腕を掴まれて、動けない。
西「その合コン、どこでやんの?」
「駅の、カラオケ…」
西「カラオケ!?
うっわぁ、何それ危ないよ。
なんかあったら絶対連絡してね?
俺が駆けつけるから!!分かった??」
両手で肩を掴まれて真剣な顔で言われる。
「わ、わかったわかった!
じゃあね!」
日「おい。」
「えっ」
今度こそ、と走って帰ろうとしたら
次は光啓に捕まった。
日「………いや、やっぱなんでもねぇ。
気をつけろよ。」
そう言いながら光啓は
私の頭に優しく手を乗せた。
「…ま、また明日っ」
深雪ちゃんがいるのに、
目の前で見てたのに、こんなことしていいの?
せっかく蓋したのに。
こんなんじゃ、
好きって気持ち消せないじゃん。
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のぞみ(プロフ) - 凄く大好きな作品です^^ 更新楽しみにしてます (2017年2月12日 20時) (レス) id: 394affd35e (このIDを非表示/違反報告)
orange(プロフ) - 鈴さん» ありがとうございます(^.^) (2017年1月17日 10時) (レス) id: c99803ffe7 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - 私もそうおもいます! (2017年1月13日 21時) (レス) id: 0b4a3085fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:orange | 作成日時:2017年1月9日 14時