君がいればそれでいい

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「……い、いいよ」









気づいたらそう言ってた。









日「んよし、決まり！

ってことでごめんねみんな〜」









西「ごめんね〜」









爽やか笑顔で女の子に断りを入れる2人。









…てか、まだ叩かれた頭痛いし。









先生「決まった？

じゃーその6人で適当にその辺の椅子座って、

係決めして〜」









そう言って、黒板に係を書いていく。









とりあえず椅子には座ったけど









なんで私の前末吉くんなの…！？









めっちゃ不機嫌なんですけど！









末 日 西
机
私 宇 伊









宇「Aは？」









「えっ？」









宇「なんの係やりたい？」









「あ、ああ！なんでもいいよ！」









宇「じゃあ、末吉くんは？」









末「…なんでも」









宇「んーじゃあ末吉くんとAは食事係ね〜」









「はーい」









って、え？









ばっと末吉くんを見る。









末「んだよ」









「いえ、なんでもございません。」









むり、むり、むりです









なんてったって、怖い！！！！









日「A、もしあれだったら代わろうか？」









「え？いや、大丈夫だから！！」









なーんでこんな時まで気にかけてくるかな









だいたい光啓は、









思わせぶりな行動が多すぎる。









深雪ちゃんだけ気にかけてればいいじゃん。









彼女なんだから。









末「……」








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