君がいればそれでいい (ページ11)

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浦「俺は高2の浦田直也！

直也くんとかって呼んでね～」

明らかにでかいイケメン。

優しそうな顔してる。

與「俺は高1の與真司郎！

真ちゃんとか真司郎とか適当に呼んでや！」

関西弁が印象的なイケメンくん。

絵本の中から飛び出してきた王子様みたい。

末「末吉秀太。」

與「秀太それだけ！？

もっと他に言うことないん～？」

相変わらず不機嫌オーラ満載な末吉くん。

黙ってればイケメンだな～

伊「伊藤千晃です！

千晃とかちあちゃんとかって呼ばれてるよー！」

宇「宇野実彩子です。

適当に呼んでください」

「杉山Aです！

Aって呼んでください！」

浦「千晃ちゃん、宇野ちゃん、Aちゃんね！」

與「ちあちゃん、実彩子ちゃん、

A！よろしく～！」

こーしてはじまった合コン。

千晃と真ちゃん、実彩子と直也くん

って感じでわいわいしている今。

私は末吉くんの隣で座ってるだけ。

新しい出会いを求めにきたのに…

こんなんじゃ何しにきたのか
全くわからんぞ！？

「…はぁー……」

末「おい」

「……はい！？」

末「お前、こんなとこきていいのかよ」

「…え？」

末「だーかーら、

こんなとこきたら日高に誤解されんじゃねぇの？」

「え、な、なんで知って…！」

なんで末吉くん、

私が光啓のこと好きって知ってるの！？

末「おい、聞いてんのかよ。」

杉山A、大ピンチ

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