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百四十夜。 ページ41

スカル「ん…?お前、何で笑ってるんだ」



意識が戻ったAは、薄目を開けて不敵に笑っている



その直後、不審に思うスカルの体が、ザックリ半分に分断された



アレン「頭上注意ですよ」



アレンの怒っているような鋭い眼光が、アクマ達を捉える



貴「アレン、ありがと…」



ブック「A嬢、無事か!」



研究室の上方に現れた方舟から、アレンとブックマンが参戦した



ルルベルは、苦虫を潰したような顔をしてこちらを見ている



ルル「チッ…。私の仕事、主人の卵は渡さない」



『方舟ゲート開口!』



ズズ…と卵がゆっくり沈み始めた



アレンとブックマンはひっきりなしに襲ってくるアクマ達を破壊することに集中している



Aも朦朧としていた意識を戻し、銃を片手に立ち上がった



が、思った以上に攻撃された足の傷の治りが遅く、フラリとよろける



倒れる寸前、リンクが腕を伸ばし支えてくれた



貴「リンク…!?なんでここに!」



リンク「…少々、仕事がありまして」



貴「今は仕事がどうとか言ってる場合じゃないよ!今すぐ避難を…っ」



リンク「いいえ。私はこれでも護身術くらいなら戦えますので」



どこまで仕事真面目なのだろうか。アクマがあちらこちらに居る中、焦りで思わず叫びそうになったAをリンクが止めた



そして、Aの片腕を自身の肩に回し、立ち上がらせた



リンク「あなたもそう言っている場合ではないはずです。数秒でもしっかり回復させてから戻るべきだ」



そんな状態では、また攻撃を受ける連鎖ですよ、とリンクは言いながらアクマ達の視界に入らないよう死角を通って端に移動させる



そうこうしている内に、足の傷の回復が追いついたようで痛みをさほど感じなくなってきた



その時、背後に感じた猛スピードで迫ってくる殺気



Aが振り向いた時には、目の前にまで迫っていた



貴「リンク!!」



支えてくれていたリンクを突き飛ばした直後、Aの体は勢いよく壁に叩きつけられた



リンク「アクマっ…!」



レベル3のアクマが数体、Aめがけて襲ってくる



Aはイノセンスを発動し、アクマの体に弾丸を撃ち込んだ



感情がそのまま表れたようなその弾丸の威力はすさまじく、目の前にいた一体のアクマの四肢をバラバラにさせるほどだった

百四十一夜。→←百三十九夜。



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アストル(プロフ) - ひなこさん» ひなこさん、ありがとうございます!頑張りますね! (2016年1月7日 9時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
ひなこ(プロフ) - 続編ですね! 応援してます、頑張ってくださいね! (2015年12月31日 17時) (レス) id: 15b40bf38f (このIDを非表示/違反報告)
ルリ(プロフ) - アストルさん» 続編!!みるみる!! (2013年9月16日 15時) (レス) id: 360407f22f (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - ルリさん» おk d(゚∀゚*) 続編に行ったよ!見てみてね! (2013年9月16日 15時) (レス) id: bba23fb03b (このIDを非表示/違反報告)
ルリ(プロフ) - アストルさん» よろしく~ルリでいいよー (2013年9月16日 11時) (レス) id: 360407f22f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アストル | 作者ホームページ:http  
作成日時:2013年9月1日 13時

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