Piano ～for four hands～ (ページ49)

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事務所に着くと、裏口から入って。

かなり極秘に移動。

事務所でも、私と東方神起のメンバーが一緒に暮らすなんて知っているのばごく一部。

秘密はできるだけ知っている人が少ないほうがいいから。

先に彼らが出て、時間をおいてから事務所に入る。

会議室に行くと偉い人が数人。

東方神起とのコンサートについての打ち合わせ。

日程や、これからの私の媒体への露出の仕方も議題になる。

このままメディアに一切出ずか、ある程度顔を売るのか。

２つに分かれていて、なかなか答えがでないそう。

事務所的にはどちらが東方神起にとって良いかが問題なんだけどね。

プラスアルファで、私の話題作りにもと一石二鳥狙い。

そのあたりの話は偉い人たちに任せて、曲の話。

２曲を正式にコンサートで披露。

なので、数曲作ってその中から選びたいということになった。

スローテンポ、アップテンポ、バラード。ジャンルはなんでも良いって。

これは楽しみ。

ステージ衣装は彼らの衣装担当の人と打ち合わせ。

でも、コンセプトとか曲に合わせたいからできるだけ早くイメージ沸くもの作ってねと念を押された。

会議は苦手だけど、好きな事をやらせてもらえる。

やっぱり私は幸せ者なんだな。