Piano ～for four hands～ (ページ47)

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何してるんだ私。

自分でしておいてだけど。

ユチョンとキーボード弾いてたら楽しくなっちゃって。

ユチョンの顔見たら

気付いたらKissしちゃった。

確かに、好きなタイプだよ？

でも、いきなりってね。。。

ユチョンに迫られて逃げちゃった。

でも、男らしい顔してたな。

なんて考えてる場合じゃない！！

だけど、さっきのKiss。触れるだけだったけど。

一瞬。もっとしたいとか思っちゃったり。

やばい、欲求不満みたいじゃん。

やっぱり、謝りに行ったほうがいいのかな？

好きでもない子からされたら嫌だよね。

もう一度スタジオに向かう。

ドアを開けると、ユチョンが私に気づいてもキーボードを弾いていた。

私の大好きな曲だった。

引き終わるまで聞き入っていた。

YC「どうしたの？」

ユチョンがフニャって笑いかけてくれる。

A「今の曲。私、大好きなんだ。今度、ピアノで聞きたいな。。。
あっ、えっとね。さっきのこと。」

いざ、言葉にするとなんて言えばいいのか分からない。

YC「いいっすよ。 Aは可愛いから許す。でも、みんなにしちゃダメっすよ？
あと、二人の秘密。」

人差し指を口に当てて、茶目っ気たっぷりに言ってくれた。

A「しないってば。もう少し、何か弾いてもらってもいい？」

YC「ワガママだね。意外と。」

なんて言いながら、彼らの曲とか、色々弾いてくれた。

謝るはずだったのに、彼の笑顔がいいよって言ってくれたみたいで。

それ以上言葉にできないし、しないほうがいいかなって。

勝手に思うことにした。