Piano ～for four hands～ (ページ5)

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A「さすが！！素晴らしいハーモニーですね！」

嬉しそうに俺たちに話しかける彼女。

JJ「Aさんのピアノが素晴らしいからですよ」

CH「とても歌いやすいです」

A「皆さんと共演するの初めてなので、とても不安だったんです。

でも、良かった。とても気持ちよく演奏できます」

きっとこの人は純粋なんだろう。

芸能界の作り笑いではなく、感情のまま笑う彼女。

素敵だと思う反面、この業界でよくやってこれたなと思う。

YN「もう一度合わせませんか？」

A「はい！あと、少しアレンジしたい部分があるんですけど・・・」

と、彼女はサビの部分をアレンジして弾き始める。

それに合わせて俺達も声を重ねる。

YC「いいっすね～。これ」

JS「うん。うん。」

初めて会って、初めての共演。

いつの間にか打ち解けて和やかな雰囲気。

このままずっと、曲作りでもしていたい気分。いい曲が書けそう。

マネ「そろそろスタンバイしてくれ」

と、お互いのマネが呼びに来た。

Aさんのマネージャーさんも美人。

キャリアウーマンって感じで、大人の女性。

マネ「A、ビシッと決めてよね！」

A「は～い。」

Aさんはマネージャーに返事をすると、俺たちに向かって。

A「最高の音楽にしようね！よろしくお願いします」

と、頭を下げていた。

５人「もちろん！」