368 ページ35
.
なんだかんだあったが無事
それぞれが実家へと一斉に帰省した
倉持｢え？甲子園来るの？｣
｢行くに決まっとる！！こんな晴れ舞台この先あるかどうかわからんからな！！｣
実家へと帰省した部員の1人、倉持
彼は実家に帰るなり母親とおじいちゃんと食事をしていた
秋の大会で春のセンバツ甲子園行きを決めた青道、そしてそんな青道のレギュラーに孫がいるのだ
当然倉持のおじいちゃんは見に行く気満々。
｢甲子園出たらさすがのあんたでも少しはモテるんじゃないの？何人に告られたの？言ってみ？｣
倉持｢ババァ…｣
寮にいる時から元ヤンっぽさを滲ませていた倉持だったが
実家に帰ると元ヤンというよりちょい反抗期の息子感が強い。
｢根はいい奴なのに勿体ないのぉ、やっぱ目つきと口の悪さが原因なのかのぉ？｣
倉持｢ジジイ！！｣
｢もっと甘口カレー好きをアピールせんと｣
倉持のお母さんとおじいちゃんにはぜひ
秋の大会後に御幸が怪我で離脱し代理キャプテンとなった彼の言動を映像で見せたい。
フルボッコだの全殺しだの普通の高校球児からは絶対にでなさそうな言葉のオンパレード
でもそこが彼のいい所でもある。
そして密かに甘口カレー好きが明らかになった。
春市｢うわーすごいね｣
｢だってみんなが揃うの去年の正月以来なんだもん、ココアでいいよね春ちゃん｣
春市と亮介の実家である神奈川の小湊家
春市が帰る頃、テーブルには美味しそうな豪華な料理が所狭しと並び
リビングには一足先に実家に到着していた兄の姿も。
｢亮ちゃんの大学も決まったし、これくらい頑張らせてよ｣
受験生である亮介の進路も決まり
息子2人が揃って帰ってくるのだ、そりゃお母さんだって頑張って張り切るはず。
春市｢父さんは？｣
亮介｢正丸に餃子取りに行ってる｣
春市｢まだあるの？｣
｢そんなこと言って、2人なら食べちゃうでしょ？｣
家族みんなで囲む久々の食卓
あの青道で毎日あれだけの量のご飯を食べている2人が揃えば
お母さんが大量に準備した料理もすぐ完食されちゃってもおかしくない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 54人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちあき(プロフ) - りつこさん» ありがとうございます！！続編頑張っちゃいます:-) (2020年9月7日 0時) (
レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
りつこ(プロフ) - 続編おめでとうございます！！楽しみにしてます！重荷になったらすみません（泣） (2020年9月6日 19時) (レス) id: 2596a4491b (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - Aさん» コメントありがとうございます、1話からはかなりの長さだったと思いますが全て読んでいただけて嬉しいです！ (2020年9月3日 8時) (レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 文才がありすぎて1話から全部読んで寝不足です(_ _).｡o○御幸推しとしては御幸オチが良かったという気持ちもありますが、、、！面白いです！更新頑張ってください！ (2020年9月3日 1時) (レス) id: 373120d77d (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - りつこさん» コメントありがとうございます！もー、言葉ひとつひとつが嬉しすぎて騒ぎまくりました…栄純オチが少なかったので私自身読みたくて読みたくてたまらなくて書いてしまいましたね、、応援ありがとうございますとても元気もらいました！！ (2020年8月31日 21時) (レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちあき | 作成日時：2020年8月21日 19時
