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A「………………………」
栄純「……………………………」
A「なんで急に黙るの」
さっきまで距離感ゼロで座っていた2人だったが
Aがちょっとだけ離れた
本当にちょっとだけ、数センチだが離れた
でも少しでも動けばきっと肩はぶつかる。
栄純「そっちが黙ったんだろ」
A「顔真っ赤だよ」
栄純「違っ…これは…」
A「やっぱ、待ってた？」
あっちを見ずに何となく言ったのに
そういう反応を返したということは本当に赤面していたのだろう
割と大胆なことをしたり行ったりする割には変なところで照れてる
ちょっとそっちを見て待ってたと聞けばAが視線を元に戻したあとにこちらを見た。
見事にタイミングが噛み合ってない。
栄純「言ったの、たしか夏休み中じゃなかったか」
A「うん、多分 でも色々あったから」
さっきまで騒がしかったのに今は
寒いなぁ、なんて感じてられるほど静かで交わす言葉もぽつりぽつりとしている
食堂の扉から誰かこっちを見ていたがなにかを察したのかすごい勢いでピシャリと閉まった。
多分…先輩の誰か。あんまり言いふらさない人だといいが。
栄純「やっぱ…俺があの時、思うように投げられなくなったから気を使ってたのか？」
A「正直気を使ってたつもりはないけど、どれだけ辛いか少し気持ちは分かるから」
A「今はまたちゃんと思い通りにできるように出来ることをしないとって思ってた」
Aはあまりあの時色々と口出しはしてこなかった、したとしても本当に必要最低限
自分が似たような立場でかけられて嫌だったことや不安になったこと
かけられる言葉が逆に重りになったことを経験したから何も言わなかった
ただ、自信を失いかけた時に大丈夫だよとだけ言ってくれただけで。
A「ほんと、すごいと思った」
A「辛かったしなんの意味があるんだって不安だったと思うけど諦めないで必死に頑張って」
A「そういう所は素直にかっこいいよね」
時と場合によって距離をとって接してくれたのが逆によかった
それはそうと、今のAの言葉もなかなかの破壊力で
照れよりもまず先に呆れから来たため息がでた
そういう所なんじゃないかと。
栄純「俺は…だせぇって思ってた」
A「ううん、全然」
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ちあき(プロフ) - りつこさん» ありがとうございます！！続編頑張っちゃいます:-) (2020年9月7日 0時) (
レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
りつこ(プロフ) - 続編おめでとうございます！！楽しみにしてます！重荷になったらすみません（泣） (2020年9月6日 19時) (レス) id: 2596a4491b (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - Aさん» コメントありがとうございます、1話からはかなりの長さだったと思いますが全て読んでいただけて嬉しいです！ (2020年9月3日 8時) (レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 文才がありすぎて1話から全部読んで寝不足です(_ _).｡o○御幸推しとしては御幸オチが良かったという気持ちもありますが、、、！面白いです！更新頑張ってください！ (2020年9月3日 1時) (レス) id: 373120d77d (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - りつこさん» コメントありがとうございます！もー、言葉ひとつひとつが嬉しすぎて騒ぎまくりました…栄純オチが少なかったので私自身読みたくて読みたくてたまらなくて書いてしまいましたね、、応援ありがとうございますとても元気もらいました！！ (2020年8月31日 21時) (レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちあき | 作成日時：2020年8月21日 19時
