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A「どうかした？」
栄純「いーや、何も」
A「そういえばどうしてここ来たの？もうお腹いっぱいなるまで食べたの？」
栄純「まぁまぁ食べた」
やっぱり好きだなぁと思ったけれど
言葉にはしなかった。
でもその代わりきっと顔に出てしまっていた
だからAが不思議に思って聞いて来たのだろう。
栄純「どうしてって、そりゃ…その…あれ…というか」
A「顔真っ赤、うける」
栄純「んなっ！？」
A「なんてね、嘘なんだけど」
栄純「嘘！？やめろよマジで焦っただろ！！なんか…返せ！今の！」
ごにょごにょごにょごにょ…
言葉を詰まらせる栄純を見てはけらけら笑って揶揄うAは恐らくこの状況を楽しんでいる
何を返して欲しいのかはさっぱり分からないけど。
A「で、どしたの？」
栄純「なんでもねーよ！！部屋に戻って…その…なんだ、なんかしようと思ったんだよ！！」
A「なんかって…」
栄純「そしたらAが偶然ほんっと偶然いて寂しそうだったから声かけてやったんだ」
A「ふ〜ん、優しいねぇ」
栄純「またそうやって！！」
にこにこにこにこ笑うA
そして
ムッス〜と完全に拗ねた栄純
いつもの御幸とAのようなやり取り。
A「ま、栄純くんが世界で1番私に優しいのはわかったから指輪ください」
栄純「まだからかってんのか！」
A「本音だってば、てか指輪ください」
栄純「ったく、なんか調子崩れるな」
世界で1番Aに優しい
一瞬なんだよその世界で1番環境にやさしいみたいなこと言いやがってと思ったが
ちょっとだけ、ほんのすこーしだけ照れたというか嬉しいものは嬉しかった
正直今すごく彼は我慢してる
何を我慢してるかはご想像におまかせする。
栄純「ん」
A「ん？何？そんな熟年夫婦じゃないんだから一言で伝わらないってば」
栄純「………手、出して」
A「何かくれるの？どっちでもいいの？」
栄純(どっち…？指輪って普通どっちにやるのが正解なんだ？)
いくら幼い頃から一緒でもさすがに「ん」の一言では何がなんなのか分からない
手を出してと言われたAは何がなんなのか分からず何故か何か貰えるのかと期待しているが…
栄純「とりあえず、左手？」
こっちは違うことを考えている。
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ちあき(プロフ) - りつこさん» ありがとうございます！！続編頑張っちゃいます:-) (2020年9月7日 0時) (
レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
りつこ(プロフ) - 続編おめでとうございます！！楽しみにしてます！重荷になったらすみません（泣） (2020年9月6日 19時) (レス) id: 2596a4491b (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - Aさん» コメントありがとうございます、1話からはかなりの長さだったと思いますが全て読んでいただけて嬉しいです！ (2020年9月3日 8時) (レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 文才がありすぎて1話から全部読んで寝不足です(_ _).｡o○御幸推しとしては御幸オチが良かったという気持ちもありますが、、、！面白いです！更新頑張ってください！ (2020年9月3日 1時) (レス) id: 373120d77d (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - りつこさん» コメントありがとうございます！もー、言葉ひとつひとつが嬉しすぎて騒ぎまくりました…栄純オチが少なかったので私自身読みたくて読みたくてたまらなくて書いてしまいましたね、、応援ありがとうございますとても元気もらいました！！ (2020年8月31日 21時) (レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちあき | 作成日時：2020年8月21日 19時
