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梅本「前から思ってたけどAもAで優しいのな…」
A「いやいや!そんなことないですよ、でも確かに少し重かったので助かりましたけど」
Aとしては自分の何倍も疲れている部員にはあまり重い荷物を代わりに運んでもらったり
そういうことは頼みたくないのだが
それでもこの部には優しい人達が多いのか率先して代わってくれる人が多い。
夏川「Aの元に駆け寄っていく沢村くん完全に子犬だよね」
梅本「つまりAはそういう所も好きだと?」
A「好きって言ってくれたずっと前から優しいところは変わってないので前からそこは好きだなぁって」
1つ目、ひたむきに努力する前向きな性格
2つ目、優しいところ
2つ目を口にした瞬間またAは顔を真っ赤にしては隠してしまった。
相当な照れ屋。
貴子「あとは?絶対もっとあるわよね!!」
A「………笑った顔?」
梅本「何故か疑問形」
3つ目は笑った顔
いつも怒ったり落ち込んだりすぐコロコロ表情が変わるあたり彼はめちゃくちゃわかりやすいタイプ
でもAはそんな彼の恋心には全く気がついていなかった上を行く鈍感だった。
A「なんかつられて笑っちゃうんですよね、昔から」
春乃「同じこと言ってる〜!!」
A「え?」
春乃「沢村くんも、Aちゃんの笑ってる顔が好きでよくつられて笑っちゃうってこの間言ってたの!」
どこか似た者同士なのか
お互いの笑った顔が好きでお互いにつられて笑ってしまう
もしかしたら好きになるポイントはだいたい同じかも…?
梅本「いやもうじゃあさっさとくっつけよ!お似合い者同士で!!いつまでたっても進展しないんだから!!」
A「言い出すのが難しいんです!!」
夏川「もうこの間の秋大の時のAの写真あげちゃおっかなぁ」
A「唯先輩それだけは!!それだけはダメです!!」
Aは口にしなかったが
試合中の真剣な顔もすごく好きでちょっとドキドキしてしまうんだとか。
もちろん本人には絶対に言わないが。
貴子「あの、こんなこと聞くのどうかと思うんだけど…」
夏川「そういうのバンバンいきましょう貴子先輩!」
梅本「ガンガン聞きましょう!!」
貴子「じゃあ…聞いちゃおうかな!」
A「嘘だぁ……嘘って言ってくださいなんか怖い〜!!」
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マリイ - 丹波さん好きだけど小説無いんで丹波光一郎の小説も書いて欲しいです (2020年8月15日 16時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちあき | 作成日時:2020年8月2日 12時