検索窓
今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:29,650 hit

324 ページ39

.





こういう時、恐れ知らずの馬鹿は強い

元捕手であり元二塁手でもあるAはまるで球を投げるようにカゴを投げつけ

見事偶然にも脱衣所に入ってしまった栄純と降谷の頭にぶつける









栄純「カ、カゴ!?なんでそんな怒んだよ!!」

A「今から首をはねる!!そして記憶を抹消してやるから待ってろ!!バカ!!」

栄純「なんかよくわかんねぇけど早く出るぞ降谷!!」







がっつり胸を見ておいてそれはないと怒り狂ったAはとりあえず色んなものを投げつけ

2人を脱衣所からなんとか追い出した

2人にとって何ともなくても、女の子であるAにとっては衝撃的すぎる。









A「む、胸…胸がぁ………」








追い出した瞬間冷静さを取り戻したAは

力が抜けたかのようにその場にヘタヘタと座り込み自分の胸を見つめた

かつて鳴に「断崖絶壁」「壁」「まな板」と笑われた胸はそれとは遠いものに。









A(とりあえず……もうなんか疲れた)








自分もさっさと着替えなかったのが悪い

そして物を何でもかんでも投げるのもどうかと思うと心の中で反省しつつ

Aは静かに服を着た

でもやはり胸を見られたことがほんの少し、思ってたよりもショックでぶっ倒れそうだった。

そしてその頃脱衣所の外では……









金丸「俺らも一緒に入っちまったもんだから言えた立場じゃねぇけど…お前はほんと馬鹿だろ」

東条「デリカシーの欠片もなかったね…」

春市「僕達の確認不足もあるからみんなで謝らないと」







ボッコボコにされた栄純とAを怒らせてしまったとしょんぼりする降谷が正座中

ちなみに降谷はAが栄純に投げた物の流れ弾を食らった。









栄純「いや普通あんなの見たら言っちまうじゃねーかよ!きっと御幸先輩ならもっとやばいこと言ってたぞ!!」

御幸「え、なになに?俺の事呼んだ?」

栄純「ほら見ろ!Aが関係するといつも出てくる!!」

降谷「呼んでないです、今脱衣所に行ったら御幸先輩もボコボコにされますよ」






風呂に入ろうと思ったのかぞろぞろ来る2年生数名

その中には騒ぎを聞きつけたのか、慌ててきた者も。






御幸「お前らなんかしたの?」

栄純「脱衣所で事件が起きました」

降谷「鼻血出てるけど大丈夫…?」

栄純「降谷、これは思い出し鼻血だ」

降谷「意味わかんない」

325→←323



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
43人がお気に入り
設定タグ:ダイヤのA , 沢村栄純 , 御幸一也   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

マリイ - 丹波さん好きだけど小説無いんで丹波光一郎の小説も書いて欲しいです (2020年8月15日 16時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちあき | 作成日時:2020年8月2日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。