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A「あ、栄純出てきた」

春市「栄純くん今とそんなに変わらないね」

栄純「これ夏にAが遊びに来て一緒にスイカ食ったやつ!」







しばらくページをめくっていくと

栄純の家の縁側で2人並んでスイカを食べている写真がでてきた

Aは綺麗に食べてるのに対し、栄純は口の周りを汚してバクバク食べている

今と比べると2人とも本当に小さい。









栄純「A、種飛ばすの下手くそで俺に全部取れってわがまま言ってきたよな」

A「覚えてませーん」

栄純「で、種間違って飲み込んだ時に飲み込んだら腹からスイカ出るって言ったら泣き出して」

A「泣いてないから!!」









やっぱりAは泣き虫なのか

栄純の話によるとすぐよく泣いていたとか、いないとか

次のページにはトマトを見ては無理やり栄純の口にいれようとする写真が。








栄純「トマトとは仲良くなれないっ!えいちゃんが食べるの!って俺多分100回は言われた」

A「そんなに言ってないから!!」

春市「今もトマト食べれないの?」

A「…………食べれないからいつも栄純にあげてる」








Aからすればいつ撮ってるのか不明な写真が大半だった

特にスイカとか、トマトとか、焼き芋してる写真とかは撮られた覚えがない







降谷「あ、シロクマ」

春市「これまた栄純くんと一緒だね」

栄純「夏とか冬は一緒にいること多かったしな、中学になってからはそんなに会わなかったけど」

A「待ってこれ私半目じゃん事故ってる」









Aがオムライスを前にはしゃいでる写真や

笑ってる写真、寝ている写真

たくさんの表情をしたAがアルバムには詰まっていた

やっと最後のページになりそこをめくると……









A「え、待って、これ…」








シニアのユニフォームを着て

背番号2番を背負い、打席でバットを構えるAの写真

そして母親が書いた付箋が貼られていた

今まで最初あたりしかなかった野球の写真が終盤になってでてきた

それもシニアの頃、1番野球に没頭していた時期









栄純「伝説のパツキン!!」

春市「すごい…本気の顔だ」

降谷「今と全然違う」

A「母さん、シニアの頃ほとんど見に来てなかったはずなのにどうして?」









"頑張るAが世界で1番かっこいい"

付箋に書かれた母親の一言

それがグサリといい意味でAの心に刺さる

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設定タグ:ダイヤのA , 沢村栄純 , 御幸一也   
作品ジャンル:アニメ
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マリイ - 丹波さん好きだけど小説無いんで丹波光一郎の小説も書いて欲しいです (2020年8月15日 16時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちあき | 作成日時:2020年8月2日 12時

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