俺の女に手を出すな！ (ページ4)

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朝からAちゃんと一緒に

出勤出来てご機嫌な俺

鼻歌を歌いながら

窓を磨く手にも自然と力が入る

「ふふふ、チャニョルくん朝からご機嫌だね」

そう言いながら仕込みをするAちゃん

キッチンから美味しそうな

いい匂いがしてくる

あー、本当に可愛い

後ろから抱き締めたら

すっぽり俺に包まれそうなAちゃん

ポニーテールから見える白いうなじに

ごくっ

あっ、やばっ、音響いちゃった？

俺、これじゃあ

思春期真っ盛りなガキみたいじゃん

「あれ？チャニョルくんそんな所にいたの？お腹空いた？ちょっと食べる？」

『うん！だって凄く美味しそうな匂いがするんだもん朝ごはん食べてきたのにお腹空いちゃったよ！』

「ふふふ、今準備するからちょっと待ってて」

Aちゃんが今日のランチのおかずを

色々盛り付けてくれる

「はい、お待たせ！今日も美味しく出来たか感想聞かせて」

『いただきまーす』

俺の食べる姿を

嬉しそうに見ているAちゃん

そんなに見られると俺恥ずかしい( 〃▽〃)

でも本当にどれ食べても美味しい

朝ごはん食べて来たのに

どんどん食べれちゃう

でもいい加減

Aちゃんに見られすぎて

俺穴が空いちゃいそうなんで

『Aちゃん、俺の事見すぎ。Aちゃんも食べたいの？』

Aちゃんの耳が一瞬赤くなるけど

俺は気にせず

唐揚げをフォークに刺し

『ほら、あーん。早く食べてくれないと俺の腕が疲れちゃう！』

そう言うと一瞬戸惑った表情を見せたけど

覚悟を決めたのか

ぱくっ

もぐもぐ

もぐもぐ

「だってチャニョルくん本当に美味しそうに食べてくれるからそんなに美味しく出来たのかな？って思ったんだもん」

『それで感想は？』

「うん！やっぱり今日も美味しく出来た！」

やばっ、ハムスターみたいで可愛い…

て言うかこれってまるで

カップルみたいじゃない？

付き合う前からAちゃんに

こんな事しちゃうなんて

俺……………

頑張ったんじゃない？