俺の女に手を出すな！ (ページ2)

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「ご注文は何になさいますか？」

『あっ。ブレンド下さい』

普段ミルクたっぷり砂糖もたっぷりの

カフェオレしか飲まないのに

カッコつけてブレンドなんて注文してみた

それにしても店員さん可愛いな

あんなに可愛い笑顔初めて見たかも

いつもベッキョン、ギョンス、セフンと

一緒に行動してるせいか

とっても新鮮だ

さっきからドキドキしてるし

俺初めて恋したかも

「ブレンドお待ちしました。こちらのクッキーサービスなんで良かったら召し上がって下さい」

『ありがとうございます』

何気ない顔をしながらコーヒーを啜る

あっ。このコーヒ飲みやすいかも

これならそのまま飲める

後で豆売ってないか聞いてみよう

クッキーも素朴な優しい味で美味しい

少し落ち着いて来たから店の雑貨を見てみよう

あのピンクのクッションかわいいな

あっ！

あの子犬とペンギンとキリンと狼の置物も

なんか親近感が沸いてくる

どれもいいな俺好みでとっても居心地がいい

俺もここで働いてみたいな…

でも俺極道だし…

でも働くなら今しかないよな

おかげさまで親父まだまだ元気だし…

よし！そうと決まったら！

『あのー。すいません』

「はーい、どうしましたか？」

『実は…俺！この店で働きたいです！お給料とかいらないんで働かしてください！』

「ふふふ。このお店女性客ばかりですが大丈夫ですか？あとお給料はちゃんと払いますから大丈夫ですよ」

『えっ？じゃあ働いていいですか？』

「はい、もちろん。私はイ・Aです。このお店の店長やってます。みんな私の事をAちゃんって呼ぶんでそう読んで下さい」

『俺はパク・チャニョルです！よろしくお願いします！！ところでどうして雇ってくれたんですか？こんな見ず知らずの…』

「うーん。チャニョルくんがこのお店に入って来た時からキラキラしてたからかな？」

『キラキラ？』

「そう。一目見て、あっ、この人このお店が大好きで来てくれた人だってわかったから」

Aちゃん…

や、やばい…

もう俺の心はAちゃんに夢中です…