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ｷﾞｮﾝｽside
今は休憩中
「ねぇねぇ、ｷﾞｮﾝｽ。何でﾐﾝｿｸ様は私に毎朝コーヒーを淹れさせるんだろ？ｷﾞｮﾝｽが淹れたコーヒーの方が数百倍は美味しいと思うんだけど？」
僕は理由を知ってるけど教えてあげないよ
だって教えちゃったらつまらないでしょ？
「うーん。どうしてだろうね？それよりこのﾁｬﾆｮﾙが焼いたクッキー美味しいよ」
「あっ！本当だ！ﾁｬﾆｮﾙ五月蝿いけど本当にお菓子作るのは上手だよね！ﾁｬﾆｮﾙにレシピ教えてもらおう！」
僕が淹れた紅茶を飲みながら
クッキーを頬ばるA
クッキー口に詰めすぎて
ハムスターになってるし
誰も取らないんだから
ゆっくり食べればいいのに
Aside
「あっ！Aとｷﾞｮﾝｽ美味しそうなの食べてる！ﾍﾞｸ美も食べたい！」
肌が白くこの可愛らしい女の子はﾍﾞｸ美ちゃん
ｼﾞｮﾝﾃﾞの双子のお姉さん
なんと
「あっ！おれのﾍﾞｸ美！」
「ﾁｬﾉﾗｰ、ﾍﾞｸ美もクッキー食べたーい！」
ﾍﾞｸ美ちゃんはﾁｬﾆｮﾙの彼女で
高校の時から付き合ってる
二人は未だにラブラブだ
ﾁｬﾆｮﾙの家は某お菓子メーカーで
いずれﾁｬﾆｮﾙが継ぐ事になっている
「ふたりとも僕の前でｲﾁｬｲﾁｬするの止めてくれる？」
出ました！
ｷﾞｮﾝｽの今にも氷つくような睨みが！
言い方は穏やかなのに視線がね…
まあｷﾞｮﾝｽに勝てる人は
執事長のﾚｲさんくらいだよね
ﾍﾞｸ美ちゃんとﾁｬﾆｮﾙはクッキーと紅茶を持って
いそいそとキッチンから出て行き
私も休憩が終わりそうな時間なので
クッキーを頬袋に詰め込んで←
キッチンを出ると
ｼﾞｮﾝﾃﾞが向こうから歩いてくる
ｼﾞｮﾝﾃﾞとﾁｬﾆｮﾙと
ﾍﾞｸ美ちゃんとｷﾞｮﾝｽ、そして私の
5人は幼稚園からずっと一緒の同級生
「ｼﾞｮﾝﾃﾞ〜さっきｼﾞｭﾝﾐｮﾝ様が探してたよ。なんか相談したいみたいだったよ！」
「おっ！サンキュー。後で行くわ」
ｼﾞｮﾝﾃﾞは昔から優しくて面白いから大好き！
でもﾒｲﾄﾞ仲間のﾕﾅちゃんは何故か
ｼﾞｮﾝﾃﾞの事怖がってるんだけど
何でだろう？
さあ、午後も頑張って働きますか！
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作者名：ぴー | 作成日時：2016年11月13日 23時
