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慎ちゃんの誕生日 ページ47

【shintaro side】




高「たーろちゃん、たーろちゃん」



こーちは酔っ払うと、俺をこんな風に呼ぶ。



慎「なーに、ゆうちゃん。お酒その辺にしときなよー」



こーちからグラスを取り上げると、俺の仕事!というようにジェシーがじとっとした目で見てきた。

分かってるけど、こーちは俺をお呼びだったんだもん。


仕事のあと3人でご飯を食べにきて、少しお酒を飲むとこーちはすぐに酔っ払ってしまった。



それにしても末ズに介抱される最年長って、なかなかな絵面だ。

面白くなってつい写真を撮ると、ジェシーがすかさず鋭い眼光で俺を睨み、「消しなさいっっ!!」と叫んだ。



慎「えぇ〜?もうジェシー厳しすぎるよ!今日は俺が主役ってことでいいんでしょ?」



そうだ、今日は俺が主役。

明日は慎太郎の誕生日だから前夜祭をしようと、こーちが企画してくれたのだ。



慎「ねー、こーち?」

高「んふふ、たろーちゃん」



さっきグラスを取り上げたと思えばいつの間にか一升瓶を抱えているこーち。
気分が良いのかふわふわの笑みを浮かべていて、その横でジェシーは苦笑する。



ジ「俺もたろーちゃんって呼ばれたい……」

慎「あははっ!ジェラシーの方向性おかしいだろ!ジェシーだけに!」

ジ「Aha!上手い!でも呼ばれたいんだもん、たろーちゃんって響き滅茶苦茶カワイくない?」



…確かに、可愛いかも。
それにこーちしか呼ばないからちょっと特別感あるし。



ジ「ねぇこーち、Repeatして。たろーちゃん」

高「んー…?たろーちゃん……」

慎「おい、それじゃたろーちゃん2人になっちゃう!お前はジェシーちゃんだろ!」

ジ「AHAHAHA!!ほんとだねぇ!」



ジェシーが大口を開けて笑うと、
こーちもつられて赤ちゃんのように笑いだした。
あはははは!って涙流して笑ってるけど、何に対して笑ってるのか分かってなさそう。


それからふぅふぅと上がった息を落ち着かせて、こーちの身体を支えるジェシーの耳元に唇を寄せ
おまえはじぇしぃ、と舌足らずな声でこーちが言った。


これはもう、あざとい。


んもーっ、かわいいんだから!とジェシーがこーちのほっぺたにキスをするのも無理はない。


始まりました、公開イチャイチャ。

でも、なんでだろう。
この2人が仲良くしてるのを見ると、不快感どころか幸せな気分になる。

…もちろん限度はあるけど。



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ななみや(プロフ) - ちなさん» ちなさん、いつもありがとうございます♡最年長コンビ、ほんとに可愛いですよね〜!ちょっと不安だったのですが、ラブいただけて良かったです( ´-` )ライブ、行きたいですね〜!! (2022年11月18日 20時) (レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - ふわふわ…ほのぼの…最年長コンビ、尊いですね!!マイナスイオンです。いつも私に萌えをありがとうございます♡ラブです^_^そしてリアルもこっちもライブがんばれ!ですね!行きたいですねー…。。。 (2022年11月18日 19時) (レス) id: 83fa992d20 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ななみや | 作成日時:2022年9月20日 0時

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