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【yg side】
そんな穏やかな時間を過ごしていた朝。俺の携帯に一通の連絡が入った。
高「あ…………、ごめん、事務所に呼び出された」
ジ「あぁ、、、またかぁ」
しゅん、と分かりやすく落ち込むジェシー。……ごめん。
俺はまだまだ新人の身なので、仕事のあれこれをオフの時に説明されることが多い。そういう時はジェシーと一緒という訳にはいかなくて。
高「すぐ終わると思うから」
そう言って俺は急いで準備をして家を出た。
・
事務所での野暮用を済ませ、俺はエレベーターのボタンを連打する。
帰りたい。早くジェシーに会いたい。
先輩に絡まれる前に帰らなきゃ……、、、そう思ってた時。
「あれぇ!噂の6人目じゃない!!」
………………と、背後から声をかけられた。
あぁ、見つかった。
俺って何でこう………………絡まれるんだろう。俺はその陽気な声の人に後ろから目隠しされ、「だーれだ!」と問われる。
高「えっと……、、SexyZoneの、風磨くん……?」
俺の言葉に手を離した彼は、「あたりぃ」と満足気に笑みを浮かべる。
風「やーーっと会えた!こーち君!いいなぁ、俺もSixTONES入りたい」
高「えっと……、」
俺がオドオドしていると、「そんな緊張しないで!」と背中をバシバシ叩かれる。
風「俺SixTONESとマブだからさ。ずっと話してみたかったの!樹からいろいろ聞いてるよぉ」
そう言って携帯を取り出し、一瞬で俺との連絡先交換を済ませると、俺の肩をぎゅっと引き寄せた。
風「………そーいえば、10年くらい前に北斗のこと泊めたことあるんだって?」
高「えっ……、、?あ、はい……。」
風「……そーか。そーかそーかぁ。………………アイツはこの子に救われてたのか」
………………なんだか意味深なことを言うな。
俺が頭に?を浮かべて風磨くんを見ると、彼はふにゃりと破顔する。
風「……んは、かわいー顔してんね」
高「………………?あの、何なんすか?」
風「いやぁ、北斗には色んな事背負わしちまったからさ、支えてやってね、アイツのこと」
そう言ってまたバシン!と背中を叩くと、「そゆことで!よろりんこ!」とでかい声で笑って去っていった。
……何だったんだ。ジャニーズってほんと陽キャ多いな。
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ななみや(プロフ) - ちなさん» ちなさん、いつもありがとうございます♡最年長コンビ、ほんとに可愛いですよね〜!ちょっと不安だったのですが、ラブいただけて良かったです( ´-` )ライブ、行きたいですね〜!! (2022年11月18日 20時) (レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - ふわふわ…ほのぼの…最年長コンビ、尊いですね!!マイナスイオンです。いつも私に萌えをありがとうございます♡ラブです^_^そしてリアルもこっちもライブがんばれ!ですね!行きたいですねー…。。。 (2022年11月18日 19時) (レス) id: 83fa992d20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ななみや | 作成日時:2022年9月20日 0時