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こーちの家で、一緒に霜降り肉を食べることになった
ゆったりとした3人掛けのソファに並んで座り、ローテーブルに食材とホットプレートを準備する
こーちがプレートに分厚い塊を乗せれば、ジュウジュウと肉の焼ける心地よい音が響いて
芳醇な香りが部屋に広がった
｢はぁ〜…これはヤバイ…焼き目もいいね……｣
｢ホットプレートにして良かったな…｣
｢うん…もう美味い……｣
涎を垂らすアホ面のこーちに幾度となくキスをして、肉が焼けるのを待つ間
こーちが独り言のように話し始めた
｢俺…実は男の人しか好きになれないんだよね。でもそれって、簡単に受け入れられる事じゃないから、今まで好きになった人には1度も想いを伝えたことが無かった。
…だから、お前にもそうするつもりだった｣
｢…そっか｣
｢…でも、ジェシーは何故か受け容れてくれて…正直まだ信じられない｣
不安げに瞳を揺らす彼の肩をそっと抱く
｢hehe、じゃあ俺がファーストキスを奪っちゃったってこと？｣
｢……………それは………｣
｢……、体の関係とかはあったの？｣
｢その場のノリみたいな感じで…キスと、それっぽいこと１回。尊敬してる人だから、別に嫌な思い出ではないけど｣
…主任か。
瞬時に浮かんだその人に、どす黒い感情が沸く
｢でも…キスが気持ちいいと思ったのはジェシーだけだよ。その先を想像するのも…。
…だから、いつかその気になったら……俺のこと、抱いてくれないか。
そしたら…多分、信じられるから……｣
｢…当たり前だろ｣
優しい声で言ったはずが、想像以上に低い声が出た
彼の瞳からは、変わらず不安や緊張の色を伺える
｢俺だって………ずっと好きだったんだよ｣
｢…んっ……ちゅ……、…ぁ…じぇす｣
｢………はぁ、…抱きたいよ。今すぐにでも｣
｢んっ……ぇ…｣
｢………けど、今はお預け。お肉が食べ頃だよ｣
捲った服を元に戻して頭を撫でると、こーちは熱湯を被ったみたいに顔を赤くしてうん、と小さく頷いた
彼は基本、何でも受け入れてくれるけど
急にがっつきすぎると警戒心の針で刺される可能性がある
俺は理性を必死に保って肉に関心を向けた
｢美味そうだね…実はこれ、二次会のビンゴで1等だったの。A5ランクだって｣
｢まじ…？そんなの分けてもらってよかったの？｣
｢好きな人と食べれば、より美味しいからね｣
｢………いい加減にして…………｣
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ななみや(プロフ) - おもちさん、コメントありがとうございます！気に入って頂けて嬉しいです!!お互いに影響し合いながら振り回していく2人を見守っていただけたら嬉しいです︎︎^^更新頑張ります！ (2023年4月26日 20時) (
レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - きょもゆごの感じ最高です!!!!両方が両方に振り回されてる所とかもう可愛くてしょうがないです！！続き楽しみにしてます！更新頑張ってください☆〜(ゝ。∂) (2023年4月25日 23時) (レス) @page35 id: 49ad13fc97 (このIDを非表示/違反報告)
ななみや(プロフ) - ぽむさん» ぽむさん、コメントありがとうございます！jrくん…ちゃんと沼に書けてるでしょうか…！とっても嬉しいです😭これからも宜しければお付き合い下さい！ (2022年12月3日 12時) (レス) @page4 id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
ななみや(プロフ) - ちなさん» ちなさん！コメントありがとうございます♡わたしも書きながらygくんが心配になってきました…。珍しい組み合わせですが、感情ジェットコースターにして読んでいただけて嬉しいです…！笑更新頑張ります！ (2022年12月3日 11時) (レス) @page2 id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - 新作ありがとうございます！jrくんの沼加減が好きです…これから関係がどう発展して行くのか、楽しみです！ (2022年12月3日 11時) (レス) @page4 id: 6e0ba5629e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななみや | 作成日時：2022年12月1日 23時
