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朝一番から、話しかけてくれたのはこの女の子みたいな男の子。
潮田渚。
彼は、私がE組に落ちてからずっと私に話しかけてくれている。
私も話し相手は渚くんくらいしかいないので、楽しく話していた。
でも、ある日渚くんは言われたのだ。
「なんで渚はそんな奴と話してんの？」
それに対して、彼は笑顔でこう答えた。
「だって僕らのクラスメイトだから」
渚くんがそう言ってくれた瞬間、体がふわっと軽くなった気がした。
それからは、少しづつ自分からクラスメイトに話しかけていくようになった。
初めの頃は、無視され、愚痴を言われたりしたが、それでもめげずに話しかけていくうちに
友達が、一人、二人とどんどん増えていった。
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作者名：すい。 | 作成日時：2018年11月11日 10時
