検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:1,133 hit

ep.1 ページ3

朝3時。新聞配達の仕事が始まる。
両親が亡くなった今、私の資金は両親が残した貯金と自分でバイトして稼いだお金だけ。


朝は弱いけど、今日も働かなくちゃ。


「あらAちゃん、おはよう。今日も元気だねえ」
『おはようございます!今日もいい天気ですねえ』


近所の人達と挨拶を交わしながら自転車を漕いで新聞を配達していく。
正直朝からハードだけど、奨学生制度にこんなものがあるなんて知らなくて飛びついた。



「そういえばAちゃん知ってるかい?この辺にもう1人、Aちゃんと同い年くらいの若い男の子が配達してるのよ!」

『へえ〜、そうなんですか!まだ会ったことないけど、いつか会えるんですかね笑』




なんてふとした会話が本当になるなんて、一体誰が想像しただろうか。









_入学式当日。


担任「えー。それじゃあ、今ここにいるヤツらが、将来人気声優になることを目指してこの学校の声優科に入学してきたヤツらだ。同じ志を持つもの同士、仲良くしろよ??」

担「自己紹介行こうか!阿部から〜」



………



江「えーっと、茨城から来ました。江口拓也です。よく聞かれるので先に言っておきますが、身長は187cmです!お願いしまーす。」

「「おー!!たけえw」」


担「よし、次。遠藤!……………遠藤??」

『…zzz………』

担「そういやこいつ入学式の時も寝てたな。こりゃ大物になるぞw
おい江口、起こしてやれ。」


江「はーい。………おーい??起きろー!」

『……zzz…』

江「…おーきーろーーーー!!!!!」

『……わあ!?』


「「wwwww」」



担「やっと起きたか。ほれ、自己紹介だ、遠藤。」

『あ、はい!ええっと…遠藤Aです。あの…よろしくお願いします!』





…………最悪なスタートだ。

ep.2→←プロローグ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 5.5/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
17人がお気に入り
設定タグ:声優 , 江口拓也 , 木村良平
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下の注意文をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です。ご本人様方にも迷惑がかかります。ルールというものをちゃんとご理解下さい (2019年10月13日 20時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みさき | 作成日時:2019年10月13日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。