ひとりごと【作詞】

浅ましい僕の詩 ページ49

失望なんてしてやいないよ
だからこんなに悔しいんだろ
夕暮れ時の空を見ろよ
醜い世界でもそれだけは綺麗だろ

死にたいなんて思っちゃいないよ
だからここにいるんだろ
死にたいって言葉はきっと
行き場のない憤りを
表現する言葉がなくて
死にたいって言葉として
表れているだけなんだ

死にたいんじゃない
消えたいんじゃない
ここから抜け出したいんだ
ただ抜け出し方を
自死しか知らないだけの話だ

なんとかなるさ って言葉は
無責任に聞こえるかも知れない
だけど意外とそうでもないよ
どうにもならないことなんて
どうにだってなっていいんだ

闇があるからこそ光がある
全くそのとおりだ 否定しねえ
だけど闇の中一人で泣く人間が
闇があるからこそ居るのも事実だ
僕もその中の一人だから
日だまりだけが欲しくもなる

僕以外みんな笑えればいいのに
なんて思えるほど綺麗じゃないな
あなただけが笑えればいいのに
と思う僕は浅ましい人間ですね

一人の幸福を願うのは
その他の不幸を願うことです
あなたが生きているなら
僕はそれでいいんだ
それはつまり
他は死んだっていいんだ

この涙が枯れたなら
この過ちも赦されるでしょうか
浅ましい僕にも日は差す
これを不条理と呼ぶのでしょうか

僕は誰よりも優しいあなたが泣いていることを
不条理と呼びます
そんな世界なら
僕がぶっ壊してやる

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