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どうしたらいい
落ち着くために周りを見渡すと
あることに気付いた
A「翔太。あれ!」
そういい
何故か塀に囲まれていることに気づいた
渡「やっぱり異様だよな」
ホテルの中には
今のところ誰にも居ない
渡「そろそろ中庭行ってみるか」
A「そうだね!お祭り楽しみだね!!」
そういい、フロントを抜ける
先程向かった門には背を向け
誰も居ないことを確認し塀へ近付く
中庭が見える位置だが
まだ誰も居ないみたいだ
渡「Aは先に行け、」
そう言われる
でも、
A「翔太を置いていけないよ!!」
塀をよじ登るなんて
1人じゃ無理だ
そう思って翔太を見ると
渡「大丈夫だって…笑」
渡「泣くなよ」
言われるまで気付かなかった
頬に流れる涙を翔太が拭ってくれる
渡「俺をなめんなよ??笑」
渡「直ぐに追いつくから、お前は前だけ見て走れ」
そう言われ返事をする前に
抱き抱えられる
渡「早くしろ!!」
決心をし、塀へ手を伸ばす
何とか登ることが出来
塀から外に出ることが出来た
取り敢えず走る
誰もいない商店街
まるで廃墟のような
人がいないだけでこんなに寂れたように見えるのだろうか
怖くて
怖くて
私はただ前だけを向いて走った
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作者名:さくら | 作成日時:2021年9月5日 0時