Happy Birthday Queen!!【特別編】 ページ38
♦
クイーンside
「なんか最近みんなの様子がおかしいのよね…。訊いてみたらロコは逃げるしおじいちゃんは焦ったような顔するし、ジョーカーもスペードも連絡つかないし…。
Aは何か知ってる？」
蝉が煩く鳴く猛暑日。
私は、最近の悩みをAに相談していた。
それを聞いたAはというと、
「さ、さぁ？私も分かんないな…。力になれなくてごめんね、クイーン。」
＿＿＿冷や汗をかきながら目を逸らしていた。
いつも目を合わせて真剣に相談に乗ってくれるAが、よ。
なんだかみんなから嫌われたような気がして私は鼻がツンとしてきてしまった。
そんな私を見てぎょっとするAを無視して「もう帰っても大丈夫よ。わざわざごめんっ…。」と背中を向いて言うと「…みんな！今だよ！」とAが大きな声を出した。
＿＿みんな今だよ？それって、どういう…。
私が振り向いて訊ねようとすると、パァァン！という破裂音が鳴り響いた。
驚いてつぶってしまった目を開くと、ズームになったAの顔。
『Happy Birthday、クイーン！！』
私に抱き着くAと、いつの間にか集まったみんなが口をそろえてそう言った。
＿＿じゃぁ、今までみんなが私を避けてたのって…！
「すまんな、クイーンを下手に避けて。みんなでサプライズパーティーの準備をしていてな…。」
おじいちゃんの言葉ですべての辻褄が合った。そっか、みんな私のために…！
「改めて誕生日おめでとうございます！クイーン！」
「Aに教えてもらいながらボクとジョーカーでショートケーキをつくったんだ。まぁ、ほぼボクの努力だけどね！」
「は！？オレの方が頑張ってつくったし！なっ、A！」
「ほとんどオイラとダークアイさんでつくりましたっす！」
「「そっ、それは…！」」
人の誕生日でも喧嘩を始める彼らに苦笑いを浮かべる。
Aが私の顔を覗き込んで「あ、笑った！」と微笑んだ。
「クイーン、お誕生日おめでとう。これからも仲良くしてね！」
「…ええ、勿論！」
みんなで食べたケーキは気のせいかアイツらのせいか、いつもよりも甘いように感じたのだった。
♢
クイーンちゃんはぴば！！
昨日もおとといも更新サボってすみません。これつくるの大変だったんです…！
キリがいいので明日あたりに続編つくろうと思ってます。
では、また！
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 36人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅白の巫女 - アニメ当時から見てて永遠に赤井君が好き (11月21日 4時) (
レス) @page5 id: ecef28fcbd (このIDを非表示/違反報告)
まい - ん”ん”っ！！(尊死) (8月14日 17時) (レス) @page5 id: 8b56a76682 (このIDを非表示/違反報告)
まい - えめっちゃ好きです、！みんなの反応可愛すぎる！！めっちゃ胸がドッキドキ(( (8月14日 17時) (レス) @page1 id: 8b56a76682 (このIDを非表示/違反報告)
マグロのすじ - ソウル・ハートさん» あっ···(察し)私も最近親に強制的にお化け屋敷入れられました···。親って偉大ですね···😖 (8月9日 21時) (レス) id: 0f43647906 (このIDを非表示/違反報告)
マグロのすじ - 璃音さん» ﾔｯﾀｧ😆 (8月9日 21時) (レス) id: 0f43647906 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：マグロのすじ | 作成日時：2023年7月25日 21時
