不思議の国の魔法使い《3》 (ページ41)

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【天川織羽】

Aの祖母。
とある天下の怪盗紳士に惚れ込み、彼に最後の恋心を咲かせた日本人。年齢差を気にも止めず恋に時間を費やし、結婚までには至らない儘、彼との間に一子を授かる。その怪盗紳士が仏蘭西人か仏日混血か、嘘と偽りが絡み合っていて不明な所為で、娘がハーフかクォーターかは不明。
憧れの怪盗紳士に興味を持ってもらうために、怪盗業を行っていた。
娘と孫に、変装術や奇術、体術や基本的な得物と銃火器の扱いを教え込んだ張本人。

現在は、日本でバー『Gitanes Caporal』を営む。
バーはアルセーヌ･ルパンに縁のある犯罪者達の憩いの場であったり、取引の場であったりと様々な一面を覗かせる。店主に依頼を出せば報酬次第で仕事も受ける、との噂があるが依頼を熟すのは専ら三世かルブランか、ルノワール。

▷ 星河夏彦

バー『Gitanes Caporal』の店主。
ミルクティー色の明るい茶髪に、映える程の白い肌をもつ二十代後半から三十代前半程の男性。
一人で店を切り盛りしており、酒と料理の腕は良い。
昼間はカフェとして開放しているが、店に一般客が寄り付かないのが悩み。

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