フォース ページ8
拷問部屋に残されたナナは、フォースが繋がった時に見た記憶を思い出していた。
(私は…いったい…？フォースを…使えた…？)
記憶の中のナナは、カイロ・レンをベン・ソロと呼んでいた。そして、ナナは決して認めたくはなかったが、ベン・ソロを…心から慕っていたようだ。
一方その頃レジスタンスは、スター・キラーの存在を知り、スター・キラーの破壊とナナを救うべく、レイ、フィン、ハン・ソロ、チューイがミレニアム・ファルコンで潜入していた。
「ウーウー」
「ああ、そうだなチューイ。久しぶりにナナに会えるな」
ナナは、再び脱出方法を考えていた。
一つの方法を考え出したが、自信がない。
(もし…本当にフォースが使えるのなら…試してみる価値はあるか…。大丈夫…。)
「私の拘束具を解き、自分の持ち場に戻りなさい。」
拷問部屋の扉付近で見張りをしているトルーパーに話しかけた。トルーパーはナナの言葉に反応し、目の前まで歩いてきた。
「今、何と言った？」
「… 私の拘束具を解き、自分の持ち場に戻りなさい。」
「この生意気な『私の拘束具を解き、自分の持ち場に戻りなさい。』
「拘束を解き、持ち場に戻る。」
トルーパーはナナの言葉通り、拘束を解き自分の持ち場に戻ろうとするではないか。
ナナは自分の力に驚きつつも、トルーパーにブラスターを置いていくようしっかり指示した。
ナナはブラスターを持ち、拷問部屋を後にした。
この間のようにTIEファイターを使って脱出を試みるため、ナナはスター・キラーを探索した。
廊下を徘徊するトルーパーに気をつけて、歩みを進めてゆく。
どこに行けば良いかさっぱり分からず、右の廊下、左の廊下を、ナナは適当に確実に進んでいくと、聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「チューイ！！ソロさん！！」
「ウワウワウー」
「ナナ！！探したぞ。…久しぶりだな…。」
懐かしい知人に出会い軽く抱擁を交わす。
「フィン！無事だったのね！…それと…」
「レイよ。」
「よろしく、私はナナ。」
握手をすると、ナナは自分と似たものを感じ取った。これはフォースだ。レイもそれを感じたのか、握る手が強くなった。
「レジスタンスの攻撃が始まった！こちらも応戦しよう。」
スターキラーの弱点サーマル・オシレーターの外殻を破壊するため、５人は分かれて、爆弾を設置した。
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mini(プロフ) - えりかさん» 読んでいただきありがとうございます！続き頑張ります。カイロレン、カッコいいですよね！ (2020年2月10日 23時) (
レス) id: 982950346a (このIDを非表示/違反報告)
えりか - 読みました！！かなり続きが気になります！それにしてもカイロレンかなりイケメンですね！(^^) (2020年2月9日 21時) (レス) id: 2fb9646c0a (このIDを非表示/違反報告)
mini(プロフ) - えりかさん» ありがとうございます！続きは少々お待ち下さい！ (2020年2月9日 19時) (レス) id: 1931185572 (このIDを非表示/違反報告)
mini(プロフ) - ほしきらさん» ありがとうございます！ (2020年2月9日 19時) (レス) id: 1931185572 (このIDを非表示/違反報告)
えりか - 小説読みましまた！続きが気になります！ (2020年2月7日 22時) (レス) id: 2fb9646c0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mini | 作成日時：2020年2月5日 19時
