レジスタンス基地 ページ4
ポーとナナは、その後、イリーニウム星系・惑星ディカーに無事帰還した。
彼らはすぐ、レイア・オーガナ将軍に報告を行なった。
「将軍、只今帰還しました。」
「ええ、よく戻りました。地図は見つかりましたか？」
「…それが、見つかりましたが、データはBBユニットが持っています。予期せぬ事態が起きて、ドロイドと逸れてしまいました…。」
ーーその頃、2人の心配をよそに、現在BB-8は惑星タコダナへ向かうべく、ミレニウム・ファルコンに乗っていた。ーー
レイアは2人の報告を聞き思案した。
「仲間に伝えましょう。ドロイドを見つけ次第、報告をするようにと。」
レイアの呼びかけに兵士達が動き、数少ない仲間たちに連絡を取った。
ポーは報告に備え、手当てをしに医療室へ向かった。
ポーの事だ、簡単に手当てした後、すぐ飛び立てるよう＜ブラック・ワン＞スター・ファイターの整備に向かうだろう、とナナは思った。
「将軍、一つお聞きしてもいですか？」
「…ナナ、聞きたいことは分かっているわ。」
「…将軍はご存知ですか…？私…いつ記憶をなくしたのですか？」
レイアは悩んでいた。ナナに真実を教えるにはまだ早いのではと。だが遅かれ早かれ、いつかはナナ自身が気づき、自分に問うことは分かっていた。
「…カイロ・レンと名乗る男に“また選択しなければならない”と言われました。どういう意味でしょう？」
「……そう…彼に会ったのね？…あなたには、隠していたことがあります。でも、それはあなたがお願いしたこと。記憶はいつかは思い出すでしょう…。」
レイアはナナに、自分の持ち場に戻り1度休むよう指示した。
(私が…お願いしたの？過去を消したのは自分自身？)
徐々に真実に歩み始めたナナは、気付くと自分のXウィングまで辿り着いていた。考え深けて、どう歩いてきたか分からなかった。包帯が腕に巻かれていたのに気付き、一応医療室には寄ったみたいだ。
ナナは、操縦席に座った。特に出動命令は出ていないが、この席が1番落ち着くし、お気に入りだったからだ。
(少し寝よう…疲れた…)
操縦席の後ろに用意していた、穴の開いた古ぼけた毛布を自分にかけ、少し痛む腕をさすりながら、ナナは眠りについた。
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mini(プロフ) - えりかさん» 読んでいただきありがとうございます！続き頑張ります。カイロレン、カッコいいですよね！ (2020年2月10日 23時) (
レス) id: 982950346a (このIDを非表示/違反報告)
えりか - 読みました！！かなり続きが気になります！それにしてもカイロレンかなりイケメンですね！(^^) (2020年2月9日 21時) (レス) id: 2fb9646c0a (このIDを非表示/違反報告)
mini(プロフ) - えりかさん» ありがとうございます！続きは少々お待ち下さい！ (2020年2月9日 19時) (レス) id: 1931185572 (このIDを非表示/違反報告)
mini(プロフ) - ほしきらさん» ありがとうございます！ (2020年2月9日 19時) (レス) id: 1931185572 (このIDを非表示/違反報告)
えりか - 小説読みましまた！続きが気になります！ (2020年2月7日 22時) (レス) id: 2fb9646c0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mini | 作成日時：2020年2月5日 19時
