旅立ち ページ13
惑星ディカー・レジスタンス基地
レジスタンスは、スターキラーの破壊に成功し、歓喜に満ちていた。無事に戻ってきた仲間たちは抱擁を交わす。
ミレニアム・ファルコンも到着すると、レイは急いで医療班を呼び、フィンを連れて行った。
ナナはタラップをゆっくり降りていくと、レイア・オーガナ将軍が待っていた。
2人は何も言わず、抱擁を交わす。
「…私…何も出来ませんでした…。」
「…でも、あなたが無事で良かったわ。…思い出せましたか？」
「まだ曖昧ですが…。」
「良いのですよ。辛いのなら思い出せなくても。」
「…いえ、私の戦いを終わらせるためにも、あの日を思い出さなくては！」
「ナナ！！」
「！…ポー！！！BB-8！！！」
ポーはナナと抱擁を交わた。
BB-8は喜びのあまり、2人の周りをぐるぐる回っている。
「心配したぜ、相棒！…キスしてもいいか？」
「バカ…冗談よして」
「ははは、分かってるよ！でも、本当無事で良かった！」
基地内に戻ると、C-3POとR2-D2、レイア・オーガナ将軍が話をしていた。R2-D2はホログラムを使い、ある地図を投影した。それに反応し、BB-8も残りの地図を投影する。
これが、ルーク・スカイウォーカーへの地図なのだ。
「私に行かせてください。」
レジスタンスは、ルーク・スカイウォーカーの力を借りるため、この旅の志願者を探した。ナナは真っ先に、自分が行く事を伝える。彼女の手には、あのライトセーバーが握られていた。
「…分かりました。無理をしないように、気をつけて行きなさい。」
レイア・オーガナ将軍は頷き、ナナの旅を承諾する。だが、これに納得しない者もいた。
「…ちょっと待てよ。お前が行くなら俺も行くぜ。」
「…ポー…あなたはここにいなきゃ、みんなをファーストオーダーから守って。」
「……。」
ポー・ダメロンは、同じパイロットだったナナが、どこか遠い存在になってしまうのではないかと、焦りを感じていた。
ナナは出発の準備をした。搭乗するのはもちろんミレニアム・ファルコン号。
副操縦士にチューイと、新たな乗組員としてR2-D2が一緒に行くことになった。
「ナナ…フォース共にあらんことを。」
「レイアさん…あなたも…。」
昔の時のように、レイア・オーガナ将軍の名を呼び、彼女は微笑んだ。
そして、ミレニアム・ファルコンは飛び立ち、地図を頼りに、ある星へ辿り着くのだ。
ナナの旅は始まったばかり…。
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mini(プロフ) - えりかさん» 読んでいただきありがとうございます！続き頑張ります。カイロレン、カッコいいですよね！ (2020年2月10日 23時) (
レス) id: 982950346a (このIDを非表示/違反報告)
えりか - 読みました！！かなり続きが気になります！それにしてもカイロレンかなりイケメンですね！(^^) (2020年2月9日 21時) (レス) id: 2fb9646c0a (このIDを非表示/違反報告)
mini(プロフ) - えりかさん» ありがとうございます！続きは少々お待ち下さい！ (2020年2月9日 19時) (レス) id: 1931185572 (このIDを非表示/違反報告)
mini(プロフ) - ほしきらさん» ありがとうございます！ (2020年2月9日 19時) (レス) id: 1931185572 (このIDを非表示/違反報告)
えりか - 小説読みましまた！続きが気になります！ (2020年2月7日 22時) (レス) id: 2fb9646c0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mini | 作成日時：2020年2月5日 19時
