九時間目 ページ11
｢･･･ここが坂本龍馬が殺されたところ｣
『ふむふむ』
渚が教えてくれる豆知識を知りながら､私は神崎さんが指定した
暗殺場所へと向かっていく。
『あれ？』
｢どうしたのー｣
カルマが歩きながら聞いてくる。
『あのノート･･･落としたっぽい』
｢えー｣
あらかさまに棒読みで答えるカルマ。
｢じゃぁ､また買わなくちゃねー？｣
『！！うんっ』
｢ほらそこー｡イチャイチャしないー｣
杉野が私とカルマの間にはいる。
｢付いたぞ､暗殺場所｣
･･･すげ。
危ない臭いがプンプンするねwww
｢ここなら喧嘩してもバレなそう｣
『同じくー
人の気配ないしね』
路地が細くて､[いかにも]って感じ？
｢ほんっと･･･なんでこんな拉致やすいところ選ぶかねぇwww｣
ヌッと出てきたのは･･･
『何方ですか？』
｢さっきぶつかっただろうが！;｣
アーアー
･･･誰だろ？←←←
｢男は女置いて帰れや｣
『･･･｡あ』
思い出したっ
あの神崎さんを汚そうとしたヤツ！
｢よ･･･っと｣
ドシャ
ハゲを地面に叩きつけるカルマ。
うっわぁ痛そう･･･そしてザマァ
｢ねー？だから喧嘩してもバレなっ｣
ガツンッ
頭を鉄の棒で殴られ､その場に倒れこむカルマ･･･
『！！カル＿＿』
ガツンッ
杉野も､渚も倒れる。
｢おい､オマエには雑な扱いしたくねぇ｡さっさと来いよ｣
『･･･っ』
しょうがない･･･
『助けに来なかったら､殴るからなクソマ』ボソ)
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作者名：深羅 | 作成日時：2015年12月25日 20時
