一時間目 ページ2
渚side
体育の後。
六時間目の小テストの愚痴を言い合っていると､
｢渚くん､久しぶり｣
ザアッと風が吹き、
｢･･･カルマくん､｣
｢お､センセーだ｣
ホンとにタコみたい､と笑うカルマくん。
『･･･あ｡』
殺せんせーの後ろにいた･･･
Aは､
全力ダッシュした←
｢待ってよ､折角再会じゃん？｣
『くんなぁぁぁぁ‼まじパルスぅぅ』
えっと、
｢wwwこの光景､久し振りwwwww｣
杉野が 隣で大笑いしている。
｢そうだね･･･｣
僕もクスリと笑い､頷きかえす。
｢･･･?あの二人､Aさんとカルマくんはどのような関係で？｣
｢うわ､センセ‼ビックリした･･･存在がわからなかったよ?｣←
｢ニュヤッ‼｣
しくしく･･･と泣き真似をする殺せんせー。
変わりに杉野が答えた。
｢あいつらなー､一応カップルなんだよー｣
｢一応とは？｣
｢ほら･･･あんなカンジじゃん？
ホンとはベタ惚れ同士なんだけどさ､｣
素直になれないんだって。
Aとカルマは､まだ｢まってってばー｣『ふぁっきゅー‼』というやり取りを続けている。
実は､カルマくんが謹慎になるまで 当たり前の光景だったわけで。
でも､謹慎になってから･･･Aはなんか元気なかった。
『まじくんなぁぁぁぁぁぁぁぁア"』転ける)
｢んぶっ､www｣写メる)
『･･･』中指立てる)
元気そうでよかったよ?A。
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作者名：深羅 | 作成日時：2015年12月25日 20時
