霧立神社 ページ4
「よし!霧立神社についたぞ!」
Aは、腕を上げて言った。
「あ!Aちゃん!」
と、ナツメがAに手を振る。
「ナツメちゃん___と、その子は?」
Aは、見知らぬ少年に挨拶をする。
「私、下町A!宜しくね!」
と、少年にお辞儀をした。
「よ…宜しく…」
少年は小声で言った。
「ケースケ!Aちゃんに自己紹介して!」
と、ナツメがケースケと言う少年に言った。
「お…俺、天野ケースケです。姉ちゃんの弟です。」
とAに自己紹介した。
「ナツメさんって弟いたんだ…」
ナツメとケースケを見ながら言った。
「もう!Aちゃんったら!___敬語無しで良いよ!」
ナツメは神社の方をチラリと見ながら言った。
Aは気が付かなかったのか
「分かり___分かった!」
ナツメを見つめて言った。
「それじゃあ探偵事務所に行こっか!」
ナツメはAに霧立神社に事務所が有ると探偵事務所に続く道を歩きながら言った。
「やっぱり、神社の中に有ったんだ…」
Aはポツリと言った。
「やっぱりって…分かってたの?Aちゃん?」
ナツメは首を傾げながらAに言った。
「ナツメちゃんが霧立神社に集合って言った時薄々だけど神社の中に事務所が有るんじゃないかって思ったんだ…」
Aは自信無さげに言った。
「Aちゃん。その事務所がここだよ!」
ナツメはAに事務所を指差した。
「此処が探偵事務所かぁ〜!」
Aはビックリした声で言った。
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作者名:パンナコッタ | 作成日時:2023年3月15日 20時