第２ステージ序盤 ページ22
Aは、珍しくアルカナファミリアの隊服を着ていた。
貴「懐かしいわね〜以前は私達の家だったのに。」
子供「あれ？ピッコリーノのおねぇちゃんだ！」
貴「あら、こんにちは。」ニコッ
子供の母「こら、走るんじゃありません！転ぶわよ。」
子供「私強い子だから大丈夫だもん。」
貴「こらこら、お母さんの言うことは聞いた方が良いわよ？」
子供の母「ありがとうございます。」
貴「珍しいですね、町から結構離れてるこの丘の上の家に住んでるなんて。」
子供の母「はい、あの子には自然を身近に感じて欲しかったんです。」
貴「そうですか、それじゃあ私はこれで。」
子供の母「あ、はいさようなら。」
子供「バイバイおねぇちゃん。」
Aは、気付かれない様にポケットの中に入っていたペンダントを開いていた家の窓から投げ入れ、机の下に落ちたのを遠目で確認した。
貴「バイバイ」ニコッ
Aは、街に戻り少し歩くと剣のセリエとジョバンナを見つけた。
貴「お久しぶりです、ジョバンナさん。」
ジョバンナ「あら、Aお嬢様じゃないか。」
貴「お嬢様何て滅相もない、どうです、お茶などいかがですか？」
ジョバンナ「そうだね、少しお茶しましょう。」
貴「フェル、お前もおいで？楽しいよ。」
フェル「う、うん。」
ちょっと飛ばします。
ジョバンナ「あんた達が持ってるアルカナ能力は人の手にはおえない物だからね。」
貴「ジョバンナさん、その話はシークレットです。」
ジョバンナ「あらそうなのかい、まぁ私と会えたのも何かの縁、一度モンドさんかスミレさんに聞いてみると良いよ。」
Aは、ポケットの中に手を入れる。
フェル「姉さんどうしたの？」
貴「此所での代金は私が払わせてもらうわ。」
ジョバンナ「おやおや、良いのかい？Aお嬢様。」
貴「えぇ、勿論私が誘ったんだもの私に払わせて下さいな。」ニコッ
ジョバンナ「じゃあ、お言葉に甘えようかね。」
フェル「ありがとう、姉さん。」
貴「いいえ、いいのよ。」
この隙にポケットの中に入っているスイッチを僅か2秒で押し、なにくわぬ顔で財布を出し、代金を払った。
フェル「なんか不思議な他人だったな、ジョバンナさん。」
貴「そうかしら？」
街の人達がざわめきはじめた。
フェル「何、かな？」
貴「さぁ？喧嘩かしら。」
Aは近くの商人に聞いた。
貴「もし、何かあったの？」
商人「それが、丘の上の家が火事になったんだよ！」
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アンチお断りにゃんこ - しーちゃんさん» はい！ヽ(・∀・)ノ (2017年3月27日 18時) (
レス) id: 8930764152 (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん(プロフ) - アンチお断りにゃんこさん» はい！楽しみにさせていただきます！無理のないように頑張って下さいね！ (2017年3月27日 17時) (レス) id: 2262265ad5 (このIDを非表示/違反報告)
アンチお断りにゃんこ - 少しネタバレです。エンドは一つではありません。いくつかかくつもりでいます。お楽しみに。 (2017年3月27日 17時) (レス) id: 8930764152 (このIDを非表示/違反報告)
アンチお断りにゃんこ - しーちゃんさん» 面白いと言っていただきありがとうございます！完結まで後少しですが頑張らせていただきます。 (2017年3月27日 17時) (レス) id: 8930764152 (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん(プロフ) - ものすごく面白いです！アルカナファミリアの作品少ないので嬉しいです！これからも頑張って下さい！ (2017年3月27日 15時) (レス) id: 2262265ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アンチお断りにゃんこ | 作成日時：2016年12月15日 23時
