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地下牢で ページ18

貴「ん?眠り姫は起きたばかりのようね。」

ノヴァ「何故此処にいるA」

貴「あら、忘れたの?この地下牢とその下は私の所有地だもの居て当然でしょ?」

リベルタ「何しに来たんだよ!」

貴「ん?特に理由は無いわ。」

フェル「姉さんは何故この地下牢とその下を管理しているの?」

貴「フェル、貴女が5歳の時話した昔話を覚えているかしら?」

フェル「随分昔にあった独りの娘の話?」

貴「えぇそうよ。」

リベルタ「それがなんだって言うんだよ!」

貴「その娘が居たと言う寒い場所って何処だと思う?」

ノヴァ「まさか、この地下牢か?!」

貴「いいえ、違うわ。」

フェル「じゃあ何処に」

貴「海岸の岩と岩との小さな隙間に隠れて居たらしいわ。」

リベルタ「は?」

貴「そして両親が亡くなってから2年間この地下牢で時を過ごしたんですって。」

ノヴァ「それがどうしたと言うんだ!」

貴「分かってないわねぇ、私は知りたいの娘はここで何をしてなにがあったのか。」

フェル「でもどうやって逃げたの?」

貴「知らないわ、ここはお話通り血塗れの小さな穴があっただけ。」

リベルタ「なんだよそれ、結局何も分かってねぇじゃんか!」

貴「いいえ?でも1つだけ分かった事あるわ。」

フェル「なにが分かったの?」

貴「娘は必ずこのレガーロ島にもどって来る。」

ノヴァ「生きていると言うのか!」

貴「可能性的には否定出来ないもの、後はパーパの動き方に委ねるしか無い。」

リベルタ「なんだよ、それ。」

フェル「姉さんが物語に出てきた娘ならどうするの!」

貴「面白い事を言う子ね、私ならレガーロ島には戻らずに海賊や他国を利用するわ。」

リベルタ「なんでだよ!なんで関係の無い奴等に汚れ仕事をやらせんだよ!」

貴「逆に聞くけど何故わざわざリスクの高い方法でレガーロ島に入らなくてはいけないの?」

ノヴァ「それもその通りだ。」

リベルタ「どういう事だよひよこ豆。」

ノヴァ「僕をひよこ豆と呼ぶな!いいか、昔といっても数百年前ではなく数十年前の事だ、誰かがその娘の事を鮮明に覚えていたら、厄介な事になる。」

フェル「アルカナファミリアにも情報が入って、この城に連れてかれるって事?」

ノヴァ「あぁそうだ。それに娘は歩けない。」

貴「そう言う事、そんなリスキーな事私なら絶対に避けるわ。」

Aは踵を返しながら言った。

貴「まあ、ジョーリーにも言われたでしょうけど、1泊2日の休息を楽しみなさいな。」

序盤→←確認 少しかえました。



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アンチお断りにゃんこ - しーちゃんさん» はい!ヽ(・∀・)ノ (2017年3月27日 18時) (レス) id: 8930764152 (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん(プロフ) - アンチお断りにゃんこさん» はい!楽しみにさせていただきます!無理のないように頑張って下さいね! (2017年3月27日 17時) (レス) id: 2262265ad5 (このIDを非表示/違反報告)
アンチお断りにゃんこ - 少しネタバレです。エンドは一つではありません。いくつかかくつもりでいます。お楽しみに。 (2017年3月27日 17時) (レス) id: 8930764152 (このIDを非表示/違反報告)
アンチお断りにゃんこ - しーちゃんさん» 面白いと言っていただきありがとうございます!完結まで後少しですが頑張らせていただきます。 (2017年3月27日 17時) (レス) id: 8930764152 (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん(プロフ) - ものすごく面白いです!アルカナファミリアの作品少ないので嬉しいです!これからも頑張って下さい! (2017年3月27日 15時) (レス) id: 2262265ad5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アンチお断りにゃんこ | 作成日時:2016年12月15日 23時

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