確かにフェルの義理の姉だけどだから何？

愛おしい二人の終焉。 ページ12

母は、悲鳴をあげながらその場に座り込むかのようにして泣きました。

父は大きな声で長に問いました。

父「話が違うじゃないかモンド！娘は、娘に罪は無いんじゃないのか！」

母「どうして、どうして私達にこんなことをするの！私達が何をしたと言うのよ！」

観衆達は、二人の言葉に耳を向けず、首を斬れ！と叫んでいる。

娘は、両親の元に行こうとするが、体が動かず、生暖かい液体が流れている事に気付きました。

両親は、無理やり首を斬られました。

娘は、二枚のカードを握っていました。

そう、両親のタロッコだったカード『悪魔』と『戦車』のガード。

そして誓いました、両親のためにレガーロ島にアルカナファミリアに復讐し長の、モンドの大切な者を全て消してやると。

娘は、民衆の願いによりレガーロ島の地下牢に入れられた二年後、真の裏切り者は、部下だった事が判明し娘を地下牢から出そうとすると地下牢には娘など居らす、血塗れの小さな穴だけが有ったそうだ。







娘の生を知るものは誰も居ない。






消えた娘を忘れないようにと島の協会に小さな消えた娘の銅像が建てられた。









この物語は此所でお仕舞い。




END

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