“笑う”少女は今日も“笑う”【暗殺教室】

19時間目【下校の時間】 ページ20

Aside



初めてのE組の授業は終わり｡もう下校の時間だ



数学はスリルが足りなかったけど､イリーナ先生の英語の授業があって､優しく教えてくれて色々覚えることも出来たしね☆



つまらないようで､楽しかったなぁ♪




茅「A〜帰ろ！」



「うん､いいよ！((ﾆｺｯ」



帰る準備をしていると､カエデが声をかけてくれた｡呼び方は､本人がそう呼んでというものなのでね☆



今思うと､いつも笑っている私を「ウザイ」とか…そう思わないのかな…？
優しいな…このクラスは､E組は｡



茅「あっ！渚と業くんも誘ったんだけど良いかな？女子1人じゃ寂しかったんだよ〜！」



「あ〜分かるよ！1対2とか少し気まずいよね！うん､いいよ♪」



茅「ありがとう！！」



私も､5対1の時は気まずかったもん｡
「気遣え」って､本音を言うならば少し思ってたしな(苦笑)←




まぁ､渚くんや業も加わって4人で話しながら丘を降りていると…




「学秀くん！？何故にここに！？」


学「A…やっと見つけた」



視界には､学秀くんの姿が見えた｡



ストーカー？拒否します(真顔)
「やっと見つけた」じゃないよ｡生き別れの主人公とヒロインか｡←




「まぁさ､どうしたの？帰ったんじゃないの？」



学「お前､スマホのLINE見てないだろ」



学秀くんは呆れたような顔になる｡
「そうだっけ？」と思ってスマホを見ると､LINEが届いていて…



学秀生徒会がないから､一緒に帰ろう



来てましたごめんなさい｡←
いつきてたんだろ…？時間的に､カエデと話してた時みたいかな？



「来てた､でもごめん！私今日､4人で帰るから！！先に帰ってて」



手を合わせて､軽く頭を下げながら謝る｡
先に約束したのは､カエデ達だし…学秀くんには悪いけど､今日はこのメンツで帰りたいしな



学「…わかった｡何かあったら連絡するんだぞ」



「うん､ありがとう！((ﾆｺｯ」



そうして､先に学秀くんは先に帰っていった｡
ありがとうね､学秀くん…さてと！




「私たちも帰ろっか！……って､えっ！？」



潮「どうしたの？」




スマホの画面を見て､驚いちゃった…
行きたい！すっごい行きたい！！




「このスイーツ店で､「季節限定☆マンゴープリン」が今日から発売だって！」



茅「季節限定マンゴープリン！？うわぁ､美味しそう…♪」



スマホの画面に映る､季節限定マンゴープリンを美味しそうに2人で眺める
これって､周りからは見たらただの変人に見てちゃうね(苦笑)

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